バニシング IN 60"のレビュー・感想・評価

ストーリーなどはどうでもいい。４０分に渡るカーチェイスシーンだけで星五ツ星の価値あり。

前半だるい。映像が超古臭い上に車窃盗というセコイ犯罪シーンばかり見せられる。出演者にも馴染みがなく睡魔に見舞われた頃、さあ始まった。 警察相手のカーチェイス。これよこれ！黄色のムスタングがかっけー。 それから何分たっただろう？そういや随分長いカーチェイスだな。 そしてエンディング。えー後半ずっとカーチェイスやったんや。なんと40分を超えてるらしい。よく見てたな、しかも全然退屈しなかった。CGも何もない、本物のカーチェイス。これはある意味、名作だ。カーアクション好きには伝説であろう。 映画後半のみ、BGVとして見るのもありかもしれない。

総合：85点 ストーリー： 80 ストーリー： 80 キャスト： 75 演出： 85 ビジュアル： 75 音楽： 65 　プロの凄腕自動車泥棒の話。日本でも今はプロの自動車泥棒の暗躍が新聞でも騒がれているが、その手口(今となっては防犯も甘くて古い手口だが)がわかって参考になる。物語もしっかりしているが、やはりこの映画は最後のカー・アクションがすごい。盗まねばならない車だが警察の激しい追跡にあって危機の連続、もう注文の車を盗むどころじゃなく逃げるので精一杯、車もぶつけてぼろぼろ。そして最後にこんな落ちとは！ 　犯罪物としても面白いし、最後の長い長いカー・アクションも息をつかせぬ忙しさで面白いです。