「運命の出会い」バッファロー'66 印刷局員さんの映画レビュー(感想・評価)
運命の出会い
半ば騙されたように刑務所に入れられたダメ男が、半ば強引、いや、かなりのムチャ振りでまるで天使のような女性を連れ廻すのだが。レイラもレイラでストックホルム症候群のようにダメンズビリーに惹かれてしまう。きっと理屈じゃないんだな。ダメ男がダメ男たる所以を幾重のミニスクリーンで描き出すのは、斬新だった。妄想で頭がぶっ飛ぶシーンも。そこでの二人の変顔がたまらない。最後は主人公が死なずに希望に向かっていけたのには、ちょいと泣けた。
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