パッセンジャー57のレビュー・感想・評価
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シンプルイズベスト
王道の中の王道
余計な捻りやトリックは一切ない
余計なシーンや会話も一切ない
緩急のあるスピードで物語はどんどん進んでいく
排除した後に輝く光の強さたるや
ワイヤーやCGを使わない黒人アクション俳優
昨今のパワーでなく、芯が折れない本当の意味で強い女性
狡猾で賢い親玉
抜けてない子分達
登場人物達が光輝いている
特に悪役
派手さは無いものの残虐性と頭の回転の良さが黒く輝いている
悪役が光る作品は名作の証
当時の時代設定はあるもののファンタジーはかなり少なくリアリティ路線で、迫力のあるシーンは少ないものの本当にやっているからこそ出る良さがある
古い作品だが本当に面白かった
孤軍奮闘
ハイジャック・サスペンスは多く作られたので、今観るとありきたりだが、本作は30年前の制作だから、まあ、先駆けとしなければいけないのでしょう。
監督や主役、頼りになるスチュワーデスも黒人ですし、「ルーレットで勝ちたいなら黒に賭けろ」というセリフからも、プロットは黒人受けを狙った娯楽作品と思われます、空手5段のウェズリー・スナイプスさんをヒーローに仕立てハイジャッカーを相手に孤軍奮闘。
冒頭で「ハイジャッカーに歯向かうな、乗客の安全が第一だ」とスチュワーデスに説教する警備主任の主人公なのですが、本番になると真逆の対応、皮肉にもご高説の通り乗客が犠牲に、ハイジャックものとしては珍しく、途中で場所を遊園地に変えての乱闘ですが子供の多い遊園地で銃をぶっ放すのですし、地元警察からも狙われる頼りないヒーローでは、いたずらに犠牲者を増やすだけと引いてしまいました。
まあ、プロレスと同じ茶番劇、さんざん反則で痛めつけられてからの怒涛の反撃という、カタルシス狙いのセオリーなのでしょう。
下品なセリフも多く、わざとらしいドジキャラなど大衆娯楽を下に見た演出も好みではありませんでした。
☆☆☆ 〝 いつも黒に賭けろ 〟 スナイプス版『ダイハード』は、航...
☆☆☆
〝 いつも黒に賭けろ 〟
スナイプス版『ダイハード』は、航空会社のハイジャックテロリスト対策のプロ…の筈💦
とにかく、スナイプスのハイジャック対策がもうめちゃくちゃ(笑)
本家の『ダイハード』よろしく、トイレに入っている時にハイジャックされるのはまだご愛嬌(๑˃̵ᴗ˂̵)
とは言え、その初動をハッキリとは掴めかねる状況の筈なのに。もう1分後にはハイジャック班全員の人数から、どうゆう人間…等すら全て把握している様な完璧なる対応…。
ぜ、ぜ、ぜ、全然完璧なんかじゃねえ〜(ㆀ˘・з・˘)
大体、乗客を危険にしか晒してねえ〜!
…って言うか。寧ろ乗客を完全に無視しまくっては、勝手な行動しかしてねえじゃねえか〜( *`ω´)
更に更に、何とか一旦は地方の小さい空港へ降りるのだが。
ハイジャック班からすれば、全くの予想外の筈なのに。何故だか一旦降りて、近くの遊園地へ行く不思議な行動(爆)
ところが、そこは天下のスナイプス映画。流石と言うべきか、直前に機外から滑走路に落とされながらも。犯人が逃げた事実や、どこへ逃げたのかも全てはお見通しだ(≧∇≦)
この後、犯人と楽しく遊園地で遊ぶスナイプス。
観ると分かるけど、完全に笑わせに来てるだろコレ。もう腹の皮がよじれそうだ٩( ᐛ )و
本当に酷い内容なんだけど。スクリーンで観るよりも、家庭用のテレビ画面で観るにはこれぐらいの馬鹿馬鹿しい映画の方が実にピッタリと来るってゆう(u_u)
いや〜!酷すぎて逆に楽しかったっス(爆)
積みDVDより
ウェズリー・スナイプス、B臭航空版『ダイ・ハード』でアクション開眼!
ハイジャックされた旅客機に乗り合わせたテロ対策のスペシャリストが、単身テロリスト一味に立ち向かう…!
1992年製作。この年代のハリウッドらしい、THE王道娯楽アクション。
本当にただそれだけ。変に捻りも凝りもナシ。
尺も84分と短く、それ故航空版『ダイ・ハード』路線の設定ながらどうしてもB級に感じてしまうが、その分テンポよく、ふんだんのアクション・シーンやスリリングな展開で単純明快に見れる。
乗務員のほとんどが実はテロ主犯の仲間。
孤軍奮闘。
空飛ぶ密室。
乗客も犠牲に。
この絶体絶命の危機に、主人公はどう立ち向かう…!?
危機を切り抜ける荒業として、燃料を捨てて緊急着陸させる。着陸してしまった分映画としては緊迫感半減かと思いきや、着陸したらしたでハラハラの駆け引きや展開あり、再び機内に戻ってのクライマックスへ。
ツッコミ所や難点の多さもお約束。
冷酷で頭も切れるテロ主犯だが、あの冒頭の手術シーンはどういう設定だったんだろう…?
テロ仲間、所々無能。
主人公とテロ主犯の頭脳戦…なのかな?
ある悲しい過去を背負った主人公だが、あくまで設定止まり。
…などなど。
本作前は人間ドラマなどへの出演で実力派だったウェズリー・スナイプス。
本作でアクション開眼。マーシャルアーツやキレのいいアクションを見せてくれる。
(個人的に)強烈な印象残した『デモリションマン』はこの翌年で、そして『ブレイド』へ繋がっていく。
どーでもいい事だけど、隣席のおばあちゃん、誰と勘違いしたんだろう?
この年代だから、やっぱエディ・マーフィ?
頭の良いテロリスト
「あなた知ってるわよ。いつもテレビ観て笑わせてくれるもの」って誰のこと言ってるんだろ?クリス・ロックあたりだろうか?それともエディ・マーフィー?
死刑の決まってるテロリストも頭がいい。確かに、着陸してからは緊迫感が無くなってはいるが、行動パターンが読めないという面白さがある。そしてもう一度旅客機に戻ってお決まりのアクションへと突入。ここからは機内に発砲して穴を開け減圧という航空パニック特有の世界だが、いかにもスタジオで撮影した雰囲気があり、臨場感がない。映画館だとそれなりに迫力あったんだろうけど・・・
お勤め御苦労様でした(笑)
テロリストにハイジャックされた航空機の57番目の乗客、それが脱税で「実刑上等!」と収監されたウェズリー・スナイプスだ!!
空のダイハードという触れ込みの割に、序盤の航空機内での戦いがあっさり終わってしまうのがイマイチなのだが、舞台がコロコロ変わるので84分という短い尺がアッという間に感じます。
敵役のブルース・ペインも目付きの悪さが素晴らしい(笑)もっと色んな映画で悪役を見たかったが、その後ほとんど見かけず...
ウェズリーは特技のマーシャルアーツを活かした本作のスマッシュヒットで、演技のできる黒人アクターという地位を捨て、自らマーシャルアーツ・ムービーの道に進んでいき、しまいには日本で[黒い中学生]というあだ名までつけられてしまうのです(笑)
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