「みんなハッピーで良いんです」バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなハッピーで良いんです
まぁ、Part3ということで、これはこれでいいんではないかな、と。改めて、とても良くできたシリーズでしたね。
さすがにPart3は、ちょっとネタ切れ気味で、恋愛要素なんか入れちゃって、新たな登場人物を加えないと話が持たなかったかな?
ただ、個人的にはジョン・フォードだったり、セルジオ・レオーネだったり、いろいろオマージュが散りばめられているのが楽しかったですね。ここモニュメント・バレーじゃんすか!みたいな。
勝手に考える私の結末としては、クララを残してマーティとドクは現代に戻り、戻れたことに安心はするものの、クララを残してきたことに落胆するドク。しかしそこに、クララと瓜二つの女性が突然、現れる。「ドクさん…ですか?」驚くドク。するとその女性は古びた手紙をすっと差し出す。それは1885年にクララが書いた手紙であり、1985年の今日この場所に現れるカウボーイ姿の白髪の男性に渡すよう、この目の前の女性の家族の中でずっと言い伝えられてきたものだった。そう、この女性はクララの子孫なのだった。ドクはクララの変わらぬ愛を改めて感じ、そして目の前の女性を抱きしめる。そしてその女性は、ドクを自分たちの家族、つまりクララの子孫たちの集う家へと招待し、二人は歩き始める。それを見て笑顔で、マーティはジェニファーのもとへ向かう。
どうでしょう? こんな結末もなかなか良くないですかね?
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