八十日間世界一周のレビュー・感想・評価
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小学校一年生か二年生位に親父に連れられて見に行った。シャーリー・マ...
小学校一年生か二年生位に親父に連れられて見に行った。シャーリー・マクレーンのファン(?)になった。インドの女性って奇麗だなぁと思って、シャーリー・マクレーン、オリビア・ハッセー、トレーシー・ハイドとちょっと変わった女優が好きで、我が性の目覚めアイドルだ。勿論、マリリン・モンローとオードリー・ヘップバーンも。
ずっと、80日間も世界一周にかからないと思っていた。
マシュー・グッドマン著作
ヴェルヌの『八十日間世界一周に誂む』と言う本を読んだ。ネリー・ブライっていう方の世界一旅行だ。
彼女は72日間で世界一周をしている。やったー!
さて、ネリー・ブライ氏は女性だ。
2024年7月8日
露呈した「狭さ」
SFの父のひとりであるジュール・ヴェルヌ作の映像化。旅には必ずトラブルはつきもの。
80日間の旅を3時間に凝縮して表現する作品は世界一周の定点観測と共に地球という惑星を狭くした人類の進歩と勇気を表現している。
主人公フォグの伸びた背筋は、揺るがない意志の表れ。
相棒のパスパトゥのフットワークの軽さは、
色々なミラクルを起こす。
紳士的佇まいと動物的身のこなし。
論理的思考と野生的感性。
この対局にあるものがかけ合わさったとき
飛行機がない時代の80日での世界一周は達成される。
もちろん、お金の力も借りて。
最後の社会改良クラブのある紳士の「大英帝国の終わりだ」というセリフは、
特権階級の肥えて狭くなった「視野」に対する皮肉だろう。
今ある常識は我々が今小馬鹿にしている突拍子もない考えに必ず覆される。
それを軌道にのせる筋道だった考え方、
時に力づくで押し切れる資本力、
そして、困難をひらりとかわすひらめきが不可能を可能にしていく。
小説の方が断然オススメです。
たまたま小説読んで、直後にBSのプレミアムシネマでえ連ドラ予約で録画されており
鑑賞した。
映画ではパスパルトゥの大活躍のような感じだが、小説ではフォッグ氏の
強い意志と義侠心を感じる。
ラストも、間に合ったシーンが先で種明かしはあとだった。
映画で名場面だと思ったのは、ニューヨークからイギリスまでの船旅で、
石炭が尽き、船の建造物壊して燃やすものも尽きた時、
フォッグ氏は自分の帽子とズテッキは焚べた。
そこにこの旅への並々ならぬ思いを感じた。
ヴェルヌの知識と、文章力には驚かされます。
この時代に作った意義がある
実写映画の意義を感じた。
いつのどんな映画にも、その時代背景や風俗が見えるものだろうが、フィクションとはいえ、この時代に世界一周をしようとすると、どんなに大変だったろう。
そしてその夢をやり遂げた人たちの達成感は、いかばかりだったろうか。
とにかく、私はこの大作に引き込まれていった。
ジュール・ベルヌは偉大だ。 昨今のSF作家は、ディストピアしか想像...
ジュール・ベルヌは偉大だ。
昨今のSF作家は、ディストピアしか想像できないのかしらん。
夢と希望に溢れるSFを期待したいものです。
世界各国を旅して楽しませてくれた。
最初に観たのは小学生の頃、深夜のTVでだった。
スペインへ行けば、スペイン語を話すし闘牛士をするし、しかも女好きときている只者ではない男パスパルドゥ。一方、主人のフォグは時間と食事に対して神経質すぎるくらいの几帳面さだが、乗物となるとかなりアバウトだ。折りしもイギリスでの銀行強盗の話題が同時進行してハラハラさせてくれました。
有名俳優をチョイ役で多数出演させる豪華さもすごいが、それに見合った壮大な旅のドラマを作り上げたことに感心する。もうちょっと笑いがあればなと思うのは贅沢かなぁ。1日間に合わないという落ちは素晴らしく、30年経った今でもずっと記憶に残っていた。
●兼高かおる世界の旅。
飛行機もない時代。80日で世界一周できるか。
ロマンがある。現代映画のようなひねりはないけど楽しい作品だ。いい意味でステレオタイプで、民族描写がわかりやすい。旅にはトラブルはつきものだ。郷に従いつつ、機転を利かせて乗り切っていく。
各国の風景、汽車からみる鉄橋、帆船の迫力。いまと違って、当時の人たちは未知の世界と冒険にきっとワクワクしたんだろうな。
ふと「兼高かおる世界の旅」を思い出して、懐かしくなる。
母が好きな番組で、日曜の朝は家族揃ってみてたなあ。
と思ったら、「兼高かおる〜」のテーマ曲はこの映画の主題歌なのね。
あとでわかってびっくりした。母も私も旅好きになのは、この映画のおかげかもしれない。思わず感謝。
当時のいろいろな国々の在り様が面白く、辻褄の合わないストーリーで破...
当時のいろいろな国々の在り様が面白く、辻褄の合わないストーリーで破茶滅茶感はあるものの世界旅行をしている気分にさせてくれる。スペシャルゲスト登場の遊び心も楽しい。
フィックス刑事最速
総合60点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
天才ジュール・ベルヌの原作も古いが、映画の制作年度も古い。それゆえに演出だけでなくこの時代の西洋からみた価値観や映像が古いままに残されている。印度と米国原住民は野蛮人扱いで、英国で教育を受けた印度の姫君は白人が演じる。日本は西洋と異なる異質の変な国といったところ。まだ情報が無い故に、世界一周の賭けの行方とは別に、視聴者にそんな外国を観光する気分にさせてくれるのもこの映画の目的なのだろう。でもその分やけに長いスペイン編など間延びした感じはある。
ところで面白い事実がある。それは世界を80日間で一周しようと大金を惜しまず投入していく主人公のフォッグよりも、彼を追い回す警察のフィックス刑事のほうが常に早いこと。香港・米国・英国と常に先回りしてフォッグを待ち構える。残念ながら最速のフィックス刑事は賭けで何も得なかったようだ。
落ち着いて観れて楽しめます。
シンプルなストーリーながらかなり良かった。久しぶりに心を無にして観れました。少し日本が出て来てこれはアメリカ人日本のイメージなのかリアルな日本なのか分からないけどちょっと懐かしく思いました。ただ道中インドの姫を助け一緒に旅をするのですがどう見てもインド人とは程遠くバリバリ白人女性だったのが当時白人主義もろだしだったのがこの映画の評価が下がる所。
Around the World in 80 Days
大学のTourismの授業で観ました。えぇっと…途中で寝てしまいました(-_-)zzz きっとこの映画が製作された年代ではカラーで時間も長くてすごい映画なんだろうけど、どうもメリハリがなくてよく分からない会話でだんだんボーッとしちゃいました。まぁ一日稼げてたって分かるシーンはそれなりに良かったねってなったかな。笑
豪華なゲストとなんでもありのストーリー
有名な原作「80日間世界1周」のうう映画化なんですが、ジャッキーを主演の一人にしたばっかりにハチャメチャな脚本になっています。
途中はもういつものカンフーコメディー一直線。
正直、ジャッキーいなくても良かったんじゃね?って思います。
でも、アクションあり、コメディー、ラブロマンスも全部突っ込んであるのでそれなりに退屈せずにはすみました。
ゲストもすごい!シュワちゃん、異色な役で笑わせてくれます。
7人の妻がいる、好き物のトルコの王子役なんですが、浮気がばれて離婚した事が現実感ありすぎて笑えなかった・・。
まあ、これは私の感想なんですが
全体的に子供と一緒にみて笑える映画です。
期待せずにみて、まずまずの出来でした。
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