劇場公開日 1948年12月28日

「軽快、快調、リアル」裸の町(1948) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0軽快、快調、リアル

2024年12月11日
PCから投稿

アメリカ国立フィルム登録簿作品です。
セミドキュメンタリーを確立した記念すべき作品です。

リアルなフィルムノワールの趣ですが主役の小さいお父さん警部補のコミカルのような独特のキャラクターが生命線です。
ストーリー展開も快調で、全編ロケのおかげでNYの町中にいるような錯覚に陥ります。

黒澤親分の「野良犬」にも影響を与えたそうですが、確かになるほどです。
この作品を日本に持ち込んで成功したのは「仁義なき戦い」でしょうね。

越後屋