白昼の対決

劇場公開日:

解説

「ダイヤルMを廻せ!」の俳優、レイ・ミランドの第1回監督作品 で主役、製作をも兼ねる。モート・ブリスキンのオリジナル・シナリオよりジョン・タッカー・バトルが脚色、「黒い街」のライオネル・リンドンが撮影、「戦略空軍命令」のヴィクター・ヤングが音楽を担当する。主なる出演者は前記ミランドの他、「乱暴者」のメアリー・マーフィー、「大砂塵」のワード・ボンド、「裏窓」のレイモンド・バー、「拳銃に生きる男」のリー・ヴァン・クリーフ、「暴力教室」のアラン・ヘールなど。トルウカラー色彩の1955年作品。

1955年製作/96分/アメリカ
原題または英題:A Man Alone
配給:リパブリック=NCC
劇場公開日:1955年11月12日

ストーリー

拳銃の名手ウェス・スティール(レイ・ミランド)は砂漠を旅し ている間に、襲われた駅馬車を発見した。夕暮、街に入ると、街では駅馬車襲撃の噂で持ちきりであった。街の保安官代理アンダースンはスティールを犯人と信じて発砲した。逃げ出したスティールが銀行に逃げこむと、そこでは駅馬車襲撃の真犯人である銀行家スタンレンが仲間と奪った金の分け前のことで争っていた。スティールが彼等に近づこうとすると、覚ったスタンレイは矢庭に仲間の1人を射殺し、折からかけつけた街の人々にスティールを犯人と信じさせようとした。スティールは逃れて砂塵の中に隠れ家を見つけて身をひそめた。それは黄熱病を病む保安官ギル・コリガンの家であった。スティールはそこで保安官の娘、ナディーン(メアリー・マーフィー)を知り、彼女の美しさに魅せられた。彼女もスティールの無実を信じるようになり、ひそかに彼をかくまうのだった。3日目の夜、駅馬車の犠牲者の葬儀が教会で行われる日、スティールはスタンレイと対決し、格闘の末、彼を殺してしまった。一方、悪人の仲間の1人に、ナディーンの家にかくまわれていることを見つけられてしまった。スタンレイは死ななかった。やがて街の人々は悪人達にそそのかされ、快方に向いつつある保安官の家に押しかけて来た。保安官はスティールを裏口から逃がしたが、激する街の人々によって絞首刑にされることになった。危機一ぱつ、戻って来たスティールの銃声が轟き、スタンレイ一味との間に拳銃戦が展開された。悪人は亡び、スティールの無実は証明され、彼はナディーンと結婚した。

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