バウンドのレビュー・感想・評価
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ウォシャウスキー兄弟の才気爆発‼️
「マトリックス」と同じく、ウォシャウスキー兄弟(当時)の才気に拍手を送りたくなる犯罪シネマの快作です‼️組織の大金を狙う二人のワル・・・という、描かれ尽くした題材ながら、その二人を魅力的なレスビアンとした着眼点が素晴らしく、ほとんどがマンション内という限定空間、密室モノとしても良く出来てる‼️そして女のタフネスとエロスを爆発させるジーナ・ガーションとジェニファー・ティリーの二人がホントに魅力的ですね‼️どちらも行動的で計算高いんですけど、「SEXは初対面でも出来るけど、盗みは最高の相手じゃないと」と、ガーションがバッチリ名台詞を決めれば、ティリーも「男と寝るのはワークよ」と、これまた粋なな名台詞‼️半開きの口元がものすごくセクシーなガーションと、その鼻にかかった喋り方も印象的なティリー‼️そんなティリーに責められて腰を揺するガーションのレズ・シーンがドキドキもの‼️しかし、エレベーターで去り行くティリーの流し目を捉えたスローモーションと、続いてティリーの下半身を追うガーション目線のカメラワークもホントにセクシーすぎる‼️今になって思うのは、ウォシャウスキー兄弟ほど、この作品の監督にふさわしい人材はいなかったですね‼️
ネオ・ノワールの傑作だ。
犯罪組織の大金強奪を計画した2人の女性を描くネオ・ノワール。
セックスや暴力など、刺激的な描写の一方で、とてもよく練られた脚本と素晴らしい演技こそ、本作の真骨頂だ。
1つの出来事が別な出来事に繋がり、別の出来事が、さらなる出来事に繋がる構成で、全てが繋がる過程を、スタイリッシュかつスリリングに描き切っている。
ジーナ・ガーションは、男性的な前科者を演じたが、とても魅力的だ。ジェニファー・ティリーの悪女ぶりも艶めかしい。ジョー・パントリアーノも熱演だし、キャスト陣の高いパフォーマンスが実に印象的。
テンポも良く、緊張感に満ちた犯罪サスペンスだ。無駄が無く、シニカルなユーモアを適度に混ぜている。ネオ・ノワールの傑作と同時に、レズビアンの愛欲を描いた映画としても一級品だし、最後まで本当に引き込まれた傑作だ。
マトリックス直前
金のため。殺人のため。互いのために‼
なんか見覚えがあるけど観たことなかったけっこう前の作品。テレビ放映...
良作発見!
格闘素人女性の必死の闘いです。
前科のある女性職人とマフィアの情婦が、マフィアの裏金を奪うために奔走する物語。
CSのレビューを見て「痛快な犯罪劇」と想像していましたが、女性が男性に対して行う、ある種の「復讐劇」と思える物語でした。
情夫に大切にされながらも物のように扱われ、精神的に虐げられる女性。マフィアの惨たらしい暴力に怯えながらも、心の解放の為に踏み出します。
強奪劇も、恐怖との戦い。「痛快」や「爽快」ではなく、素人女性の必死の闘いを「ハラハラ」しながら観ることになります。
楽しめた作品ではありますが、やはり男性目線だと感情移入出来ないところがあり、やや低い評点としてしまいました。
ウォシャウスキー姉妹
ウォシャウスキーとLGBT
だいぶエロチック
色褪せぬスタイリッシュ
この作品で認められ、マトリックスが誕生した❕❗
監督デビュー作で、このクオリティは凄い❗唾を飲む映像美に、ハラハラ惹き付けるストーリー、評論家達に絶賛されたのも、うなずける。その後にスポンサーが沢山ついて、あの名作「マトリックス」が生まれたらしい。
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