背徳の囁きのレビュー・感想・評価
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ニュートラルな視点で見た
悪徳警官ものとでも言うのか、一時期刑事ものばかりになった日本のテレビドラマからは考えられないほどに、アメリカの警官って正義の味方からほど遠い存在なんですね。
おまけに、ギアが演じた主人公は、親友の妻も寝とるほどの、鬼畜ぶりで、いっぺんに彼のことが嫌いになりました。
クールな男前の印象だったのが、ぶち壊し。
結末が酷い
2023年11月3日
映画 #背徳の囁き(1989年)鑑賞
ロス市警の刑事 #リチャード・ギア は、職権を使い悪事に手を染めていた。内務調査班の #アンディ・ガルシア が、警察内の不正を探るためやってきたが、彼はデニスに翻弄されることに
リチャード・ギアは悪役が似合うな
奥さんのパンティ
日本では『プリティ・ウーマン』と同じ年に公開された本作でのリチャード・ギア演じる悪役が様になる存在感で、ギャップのある役柄を双方共に演じ切った、後年にはアントワーン・フークア監督作『クロッシング』でも制服警官の役を演じていた。
リチャード・ギアは頭のキレる汚職警官を演じているかと思いきや終盤は単に連続殺人犯でしかない雑な演出が目立ち、賢そうなアンディ・ガルシアも嫉妬に狂いそこら中に怒りをブチ撒ける単純な人物像で。
気になるのは奥さんが下着を履いていたのか否か、あれで履いていなかったら物語が少し面白くなっていたような気もする!?
後味の悪いポリス・ストーリー
リチャード・ギアの悪徳警官なんて誰が観たいのか?、往々にして2枚目俳優はルックス頼りの大根役者と見られがち、役者の幅を広げる為とそそのかされたのか、初の悪役に臨んでいる。
プロットはいたって単純、「LAコンフィデンシャル」を引き合いにするまでもなくロス市警とくれば汚職警官の温床というのが相場だが本作は組織ぐるみというより悪徳警官(リチャード・ギア)と内務調査官(アンディ・ガルシア)の対決劇に仕立てています。
内務調査が入ると口封じに仲間を殺す非道ぶり、女たらしでバツ3、8人の子持ち、子供の為なら何でもやるさと捨て台詞を吐くが、汚職はミルク代稼ぎと言う訳でもないだろう、リチャード・ギアだから少しはエキスキューズが欲しかったのでしょう。
なんとも後味の悪いポリス・ストーリーでした。
リチャードギアの悪役は、思いのほかはまっていました。
ロサンゼルス市警に赴任した内務調査員と、警察内部だけでなく裏社会にも根を張る悪徳捜査官が攻防を繰り広げるストーリー。
リチャードギアとアンディガルシアが共演するクライムサスペンスです。
リチャードギアの悪徳警官役を不安に思いながら鑑賞しましたが、しっかりと熱演。迫力には少々かけましたが、嫌らしさがあって中々はまり役でした。
アンディガルシアも格好良く、設定ストーリーもしっかりとしていて楽しめた作品です。
現在の映像と比較すると、やはり銃撃戦の迫力不足は否めません。
ラストシーンは個人的には消化不良。少々無理やり感があり残念でした。
内務調査室。警察の汚職率が低いのもこの課のおかげだ。と自負している課。
麻薬捜査中、リチャード・ギアが同僚の誤射した被害者にナイフを持たせる冒頭シーンによって緊張感が高まる。「でっちあげは誰でもやってることさ」と自嘲めいた口調。一見して真面目な警官の裏なんてなかなか見抜けるものじゃない。
あらすじを読んだ限りでは社会派映画のようなイメージを持ったのですが、フタをあけてみると銃撃アクションごりおしのB級映画といった感じ。また、キャッチコピーにもあったように2人の俳優によって集客を狙ったような雰囲気もあり、それほど面白いものじゃなかった。ガルシアの妻を寝取ったような男だから、何が社会派なんだか・・・
最後も異常性格犯罪者と戦うガルシアといった構図で、ハードボイルド調になってたりして、後味はすっきりなんですが、「お前の妻を抱いたぜー」とかいう言葉に悩む小心者がよくぞまぁ強くなったものだ。
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