「ローラダーンの膝蹴り」パーフェクト ワールド JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
ローラダーンの膝蹴り
言わずと知れた、誘拐犯×誘拐された子供(人質)の金字塔である映画。
やっと観れたが、想像以上にぶっ飛んだ作品で衝撃を受けた。
意外だったのはハロウィン要素や、追いかける側の詳細まで描かれているところ。
だけどいちばんの衝撃はやっぱり、寝泊まりさせてもらった農民とのラスト前30分くらい。
あの緩急のつけ方はなかなか勇気がいる。が、どこにもおかしさのないシーンだった。
し、そのままラストにもっていったのもすごい。
しかもなかなか終わらないラスト。あそこまでクライマックス感だしながら、何回転もして、引っ張り続ける感じ。だからこそ、あのシーンが余計に響いてくるわけで…。
あのあとの膝蹴りがなかったら行き場のない怒りを抱えて眠るところだったよ…。
フィリップは将来、アラスカ行くのかね、行くんだろうね。
コメントする