劇場公開日 1987年12月25日

「愛情という電池」ニューヨーク東8番街の奇跡 トーレスさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5愛情という電池

2011年5月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

「生命の美しさ」をテーマにファンタジーの域をこえる名作

「ファンタジー」と聞くと、現実ではありえず子供たちに夢を与えるようなイメージがあるが
このファンタジー映画はもはやファンタジーをこえスピルバーグからのメッセージカードのような映画だ。
犬や猫を使って、"愛情が生命に息を吹き込む"そういった映画にしてもいいのかもしれない。
が、ここで使われたのはUFOだ。しかも自分の意思があり生活をするのだ。一見UFOと共に過ごすファンタジーだが、愛情という大きな要素で映画がどんどん展開されていく。矛盾しながらもファンタジーで不思議な感覚にはならず、むしろ人を納得させるのだ。
これだからスタッフも今となっては大物になっていくのだと思う。

トーレス