「主観的な恋愛観」摩天楼はバラ色に マクガフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
主観的な恋愛観
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なんのヒネリもないサクセスストーリー。
田舎から来た青年が、頭の回転の速さと度胸で素敵な美女と成功を手に入れようとする話。
予想通りに話は進み、予想通りに話は終わる。
それでも予想以上に面白かったのは、マイケル・J・フォックスのコミカルな演技があったからだろう。
目的の為なら会社の重役に成り済まし、重役会議に潜入するという、目的の為なら手段を選ばない的な行動も愛嬌たっぷりに見せるとは、さすが29歳で高校生を演じた男。
今やラブストーリーの主人公の約半分が草食系の時代だが、この映画の主人公はバリバリ肉食系だ。
気になっている女性に嫌われても、ダメで元々と開き直りまた、あの手この手で振り向かせようとする主人公を見ていると、恋愛は気楽に楽しむモノだと思えてくる。
彼女が最近重くてさ、、、、という理由で別れるカップルはよくいるけど、彼女が最近軽くてさ、、、、という理由で別れるカップルは見たことない。
現実はこの映画のように上手くは行かないだろうが、恋愛はこの映画のように楽しむべきではないだろうか。
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