劇場公開日 1977年4月16日

「意外にちゃんとしたSF」2300年未来への旅 A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0意外にちゃんとしたSF

2024年9月23日
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鑑賞方法:VOD

中学3年の時に日曜洋画劇場で放送されたのを記憶している(SF特集で数週、2001年宇宙の旅も入っていた)が、観たような観なかったような・・・観てみると、1シーンも見覚えがなかった。観なかったに違いない。
で、勝手に、ちゃちな特撮だと思っていたが、意外にしっかりしたもので驚いた。もちろん近年のものとは比べものにならないが、当時だとすごいものだったろう。アカデミー特別視覚効果賞受賞らしい。
ストーリーは地味な感じだが、間違いなく大人向け。正当派のSF。原作が「Logan's run」、映画原題も同じ。ベストセラー小説なのかな? なので、この邦題がまったくダメ。昔の邦題の付け方には上手いものもひどいものもあるが、これはかなりひどい。
マイケル・ヨークを見るのが久しぶり、意外に低くて良い声。確かにジェニー・アガター演じるジェシカが魅力的で目を引く。整形外科の女性がファラ・フォーセットに似てるなーと思ったら、エンドロールでファラ・フォーセット・メジャーズが出てびっくり。フランシスってどこかで観た・・・と思ったら、「デューン 砂の惑星」でダンカン・アイダホ役のリチャード・ジョーダンだった。

A.Camelot