「名作の観直しは良し悪し」ナバロンの要塞 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
名作の観直しは良し悪し
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古い戦争映画だが大体の筋書きだけは覚えていた。難攻不落の巨砲要塞の爆破作戦、6人の特別チームが島に潜入する、あれこれあって気を揉むがなんとか爆破に成功、めでたしめでたし。
初見では結末が分からないからテンポの遅さに耐えられたのだろう。作戦に与えられた時間は5日だが仲間内の話ばかりでなかなか進まない、美人女優や村の結婚式など全く不要、実尺は2時間半だが興奮するのは嵐の中での上陸と最後の要塞潜入くらいだ。大作映画の弊害でビッグスターを集めるとそれなりの出番を用意しなくてはいけないから舞台劇さながらの長台詞、特攻作戦の最中に戦争の賛否や人道性で議論するのは止めてもらいたい。もしテーマとして盛り込むならセリフでなく映像で語るべきだろう。名作と思っていたがそうでもなっかたのは年のせいかもしれません、映画自体は変わっていないのだから・・。
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