ナチュラル・ボーン・キラーズのレビュー・感想・評価
全38件中、21~38件目を表示
DVD200円ゲットシリーズ。こいつはヤバ過ぎ。 タランティーノ原...
DVD200円ゲットシリーズ。こいつはヤバ過ぎ。
タランティーノ原案、もうそれだけでヤバい。芸術を重んじる彼と対立し、作品に完成度を求めたのがオリバー・ストーン。もう激ヤバ(笑)
狂気の殺人カップル。実在のモデルがいたという彼等はもちろんヤバい。しかし、両親、刑事、刑務所長、キャスターとクズばかりなので、なぜか彼等がどこかピュアに思えてしまうのだ。
感化されるバカがいたらヤバい!と思ったが時すでに遅し。もう世界中にそんなバカどもが多数。
こいつは見る人間を選ばねば、いや封印せねばならぬ作品かもしれない。ということで評価は低めにしておきます。食い入るように見てしまいます。やっぱり人間エロとグロが大好物(笑)
カマキリのような殺傷本能
猟奇的なカップル
愛し合う1組の男女、ミッキーとマロリーが殺戮を繰り返す様を描いた猟奇的な愛の逃避行的ロードムービー。
幼少期に性的虐待を受けたマロリーの件や中盤のインディアンの家にて蛇に襲われるシーンなどの要所要所でモノクロとカラーの連続やまったく関係ない背景を合成したシーンが続いたりと悪夢的な映像が連続し、正直かなり精神的にクる笑。
単純に血だらけになって暴れまわる後半の脱獄シーンの方が観やすかったくらい笑。
なので後半まで我慢して観ていただきたい。
我らがRDJの低すぎてもはや聞こえないレベルの良い声や大げさな身振り手振りなどの過剰に感じてしまうほどの演技で後半の流れを持っていき、逮捕されマロリーと離れ離れになってしまったミッキーが彼女と自由を取り戻すために1人脱獄を仕掛けるシーンにてRage Against The MachineのBombtrackとTake The Power Backのミックスが流れるまでが最高の流れだ笑。
あとはもう血だらけ、暴力だらけ、トミーリージョーンズ唾飛ばしまくりで笑えるシーンの連続だ笑。
そんで最後まで見終わってクレジット眺めてる時に原案クエンティンタランティーノと観てやたら納得した覚えがあるなぁ笑。
ヒットしたのが不思議
サイコパスの原罪
アイアンマンと缶コーヒーBOSS
エヴォリューション映画としてほんとに凄い。
何故オリバーストーンともあろう人がこんな映画を撮ったのかわからない。
なんだか狙われた作品というような気がしないでもない。
エヴォリューション映画として最高!
低評価となっているのはみんなエヴォリューション映画を理解していないからだと思う。
昔付き合いのあった友人はバカ映画として最高に面白かったといっていたが、エヴォリューション映画というよりはそっちの方が納得行くひょうげんなのかもしれない。
これはオリバーストーンの狙ったエヴォリューション映画なのだ。
オリバーストーンが「いい映画撮りますねぇ」から脱却したかったその表現の方法として取った素晴らしい作品だということができるだろう。
というのは今思えばであって、昔は普通に楽しんだ。
ビデオで借りたと思うので、96年ごろじゃないか。
究極のアナーキズムに不覚にも心が晴れました
1994年アメリカ映画。119分。クエンティン・タランティーノの原案をもとにオリバー・ストーン監督が映画化した社会派バイオレンス・ロードムービーでございます。ハリウッド映画の問題児タランティーノの当時の頭の中が垣間見れる作品。
内容は、近親相姦されていた女とそれを救った男の逃避劇。二人はハイウェイ666(!)をひたすら車を走らせ、道行く人を片っ端から殺していきます。しかし、そんな二人の姿は、大衆の心にカタルシスとなり、ヒーローへと祭り上げられていく。そんな二人はどのような終着点に辿りつくのか、または道半ば倒れるのかといった按配でございます。
脳裏にこびりつくサイケデリックな描写をこれでもかと観させられたのに、不謹慎にも心がすがすがしくなれる作品です(本当に不謹慎!?)。とういうのも、本作は殺人を犯し続ける犯人たちの姿に、不覚にも心の中のなにかが疼くからなのです。
それは「体制」によってでっちあげられたこの世の公明正大さ、大義名分、美辞麗句に対して、この二人はどこまでもアウトサイダーなのだからでしょう。わたしも含めた多くの人は長く生きていくにつれ、臆病になり、そして長いものに巻かれていくことを疑問を抱くことなく受け入れていくようになる(そうしないと生きていけないから)。それでも、テレビをつけると着飾ったタレントさんたちが過剰にこの世の素晴らしさを歌いあげている姿に、心のどこかでしらけているのも事実。
そんなわたくしが常日頃悶々とさせている不満を、本作はものの見事に憂さ晴らししてくれるのです(それにわたくしにはそんなことする度胸ないし)。本作はとても危険な映画ですが、それでも大衆娯楽として成功しているのは、全編を通してコミック仕立てにしていたからだと思います。本作は、突き詰めるとエスプリの利きまくったコメディだと思います。
主演二人もさることながら、ロバート・ダウニーJrとトミー・リー・ジョーンズといった脇役人の名演技もこの映画を支えています。
タランティーノは現代のセリーヌのような人ですね。
念のため、おすすめはしない映画ではあります。
全38件中、21~38件目を表示