泣かないで(1981)

解説

アル中専門の療養所を退院した舞台女優の母とその娘の触れ合いを描く。製作はロジャー・M・ロススタインとニール・サイモン、監督はTV出身のグレン・ジョーダン、脚本は・ニール・サイモン、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はデイヴィッド・シャイアーが各各担当。出演はマーシャ・メイソン、クリスティ・マクニコル、ジェームズ・ココ、ジョーン・ハケット、デイヴィッド・デュークスなど。

1981年製作/アメリカ
原題または英題:Only When I Laugh

ストーリー

酒の飲みすぎでロングアイランドで療養していた舞台女優のジョージア(マーシャ・メイソン)は、6年の入院を終え退院した。夫は娘ボリー(クリスティ・マクニコル)と共に彼女の元を去っており、彼女をなぐさめるのは10年来の友人ジミー(ジェームズ・ココ)とトビー(ジョーン・ハケット)の2人だけだった。すっかり快復したジョージアは、その夜ポリーと、別れた年下の恋人デイビッド(デイヴィッド・デュークス)から電話を受ける。ポリーは、父の許しで母ジョージアのもとで1年間生活を送ることになり、デイビッドは、戯曲「笑う時だけ」に出演してほしいというたのみの電話だった。やがて、ポリーとの生活がはじまり、一方では「笑う時だけ」の稽古に余念のないジョージア。しかし、セリフをしゃべるたびにアルコールに溺れた日々を思い出す彼女に、ポリーはよきアドバイザーとしての忠告を与えた。現代っ子のポリーは、むしろジョージアより大人の部分をもっていたのだ。まもなくトビーが40歳の誕生日を迎え、その祝いの日、思ってもみないことを彼女が告白した。なんと彼女の夫が離婚訴訟を起こしたというのだ。その上、舞台の仕事にとり組んでいたジミーがクビになってしまった。遂にこれらのショックでワインを口にしてしまったジョージア。酔った彼女を見たポリーがショックで姿を消す。しかし、すべてがむなしく終わったと気を落とす彼女のもとに、やがてお酒の味を覚えて母の気持ちを理解したポリーが戻り、ジョージアを励ますのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第39回 ゴールデングローブ賞(1982年)

受賞

最優秀助演女優賞 ジョーン・ハケット

ノミネート

最優秀助演男優賞 ジェームズ・ココ
最優秀助演女優賞 クリスティ・マクニコル
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映画レビュー

4.0母と娘

2020年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

知的

幸せ

友情と家族愛の素敵な話。 母親と出掛けたくなる物語。 1981年の映画ですが、時代を感じさせず、おしゃれでカッコいい。 喫煙シーンが多いのが難点。

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R♪

5.0アルコール依存症

2019年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニール・サイモンの脚本が光るドラマで、自立出来ずアルコールに逃げる女性が主人公。 アルコール依存症の治療が終わり、退院してきた主人公(マーシャ・メイソン)、心配していた娘(クリスティ・マクニコル)が別れた父親のもとから引っ越してくる。 元恋人が書いた戯曲に出演、ストレスに耐えられると思ったのだが・・・。 この娘は本当にいい子なんだなぁ。

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いやよセブン

3.5オシャレで下品な軽快なトークがいい 飽きずに観れた。 これと言って...

2015年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

オシャレで下品な軽快なトークがいい 飽きずに観れた。 これと言って見せ場がある訳ではないが、細かく感情が表現されてて見てて面白い。

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VANeRop