ナインハーフのレビュー・感想・評価
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【セックスも知らない○坊時代、悪友達とドキドキしながら鑑賞した作品。目隠しした女性に対し、カクテル氷を垂らすシーン等、我が人生に多大なる影響を与えた作品でもある。(ホント、おバカである。)】
■マンハッタンの画廊に勤めるエリザベス(キム・ベイシンガー)は、街中で声をかけてきたハンサムだが謎めいた男、ジョン(ミッキー・ローク)と恋に落ちる。
やがて彼女は彼がしかける倒錯的な行為を受け入れ、秘めた欲望を開花させていく。
出会って9週間半、燃え上がった愛の先に待ち受けるものとは…。|1985年|アメリカ
若き日のミッキー・ロークの色香に酔う、官能ラブストーリー。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・○坊時代、”すっごいエロい映画があるらしいぜ!”との悪友の情報により、レンタルビデオで借りて、コッソリ観た作品である。
ー コッソリ観た映画や書籍は、堪りません!!(ホント、スイマセン・・。)-
・今でも覚えているのは、エリザベスが、ジョンに目隠しされて、水割りグラスに入った水を、口元、胸に垂らされるシーンである。
ー ゴックン。○坊たち、無言・・。大人になったら、こんなことするんだ・・。-
・更に覚えているのは、エリザベスがジョンのクロス棚を除くシーンである。同じ、ビシッとしたスーツの数々と、ビシッと整理されたワイシャツの数々。
ー 非常に怖いシーンでもある。ジョンが、可なり精神を病んでいる事が分かるシーンだからである。高機能好スペクトラムである可能性もあり、それに気づいたエリザベスの表情・・。ー
□劇中、流れるブライアン・フェリーの名曲”Slave to Love"も、今観ると実に効果的である。
<エリザベスがジョンの異常さに気付き、彼の部屋を去るシーン。
ジョンはエリザベスが戻ってこない事を分かりつつ、カウントダウンするのである。
今作は、バブル期真っ最中に公開された作品であるが、その後○坊であった私に、多大なる性的影響を齎した作品である。
だってさ、目隠しとか、水割りグラスの冷たい水を・・。<以下、自粛。>>
中身なし、映像キレイがとりえ
別にストーリーもドラマチックな人間関係も微妙な恋愛感情もなく、粘着質の変態男とそれに惚れた離婚女が繰り広げる変態セックス映画です。まあ、映像が凝っているのでそれなりに画面は高級感に溢れてますが中身はないです。これが最高のセックスシーン映画に選ばれたとは微笑ましいかぎり。セットや映像の色合いがフラッシュダンスとおんなじ。
でも、2時間それほど退屈もしないで見られたのでつまらないか?といわれれば結構面白いです。嫌いじゃないです。演出の勝利。だから3点。
でも、そんなに話題にするほどでもなし。
しかしミッキー君、イヤーオブザ・ドラゴンのかっこよさゼロ、トシちゃんみたいで女優も大して魅力感じないです。
ウォークマンでノリノリの変な宅配の兄さんだけがなかなかよし。
若い頃なら
どっぷりつかってしまう世界観。セックスに溺れる肉体。
肉体以上に相手のことは何も知らないと、気づいた時には遅い。
現実離れしてるけど
20代なら少しわかる
30代なら狂おしい気持ち
40代は虚しい そんな目で見てしまう
今は哀れなミッキー・ロークが最高にイケメンなとき、あ~抱かれてみたい(笑)
とにかく美しい。
最初に見たのはいつのことか思い出せない。日曜洋画劇場で見た。それは覚えている。淀川さんが、こういうちょっとえっちな映画でもたまにはお子さんに見せるべきだと語っていたのを覚えている。
その言葉通りに私は、この映画を子供の頃に見た。
子供の頃にはただえっちな映画だということだけ理解したが、それ以上に美しいというのはこういうものかなというのも思った。
それまでそういう行為を美しいと思ったことはなかったし、なんだかあまりよくわかっていないというのも正直なところだろう。
やがて大きくなってからこの映画を見ると、そこまで内容があるタイプの映画でないこともわかってくる。
そして今になってみれば、この映画はとてもいい映画だったということになった。
カネってなんなのだろう。そんなことを色々考えたりもした。
傑作と言っていいと思う。
軽薄な男としてミッキー・ローク。そしてヒロイン役にはキム・ベイシンガーというこのふたりも魅力的に描かれている。
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