劇場公開日 1988年10月15日

トレンチコートの女のレビュー・感想・評価

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3.570点ぐらい。『蜘蛛女』に影響を与えた?

2024年11月2日
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鑑賞方法:VOD

シャーロット・ランプリングが出てるフィルム・ノワールで、

レトロに渋く光るネオン、怪しげなトランペット(トロンボーン?)の音楽、フィルム・ノワール好きな自分は開始数分で心を奪われました。

そして、シャーロット・ランプリング演じる、男を手玉に取る謎の女…

観てて思ったのは、この映画を、もっと不良っぽく、もっとハードボイルドにすると『蜘蛛女』に近くなる。

『蜘蛛女』は、この映画の影響を受けてる部分あるのでは?

トム・ウェイツのアルバム『Blue Valentine』のジャケットっぽさも感じるのだけど、

表ジャケットは開始直後の緑色の壁、裏ジャケットは車の車体にパブのネオンが映りこむ場面、など。

この映画は1985年公開、トム・ウェイツのアルバム『Blue Valentine』は1978年発表。

ちなみに『蜘蛛女』の原題は『Romeo Is Bleeding』で、トム・ウェイツのアルバム『Blue Valentine』に入っている曲名で、そこからタイトルが取られている。

この映画に話を戻すと、脚本まあまあで、脚本ってより、フィルム・ノワールな画作りが良かったです。

個人的には、この映画より、もっと不良っぽく、もっとハードボイルド、が好みです。

でも、なかなか良かった。

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