トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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ラストシーンとスパッドのお陰。
怖い!グロい!汚い!
なんなんだこれ、酷すぎる、気分悪いよ〜〜〜と何度も思ってしまった
けど、音楽とか映像とかセリフのセンスがものすごく良くて、芸術性を感じた。スコットランドの訛りも良い。
だから最後まで惹き込まれるように観れた。
93分という長さも丁度良い。飽きなかった。
それに、ラストシーンが爽快。とっても心地よい終わり方だったな。それまでの不快感がほんとに吹っ飛んだ。
もうひとつ。スパッドみたいな、根が良い子 みたいなやつがいるだけで、映画の良さがぐんと上がる。
最後、スパッが泣いてたの、ものすごく切なかったなあ、、
興奮!
テンション上がる!生活保護の不正受給とか最近問題になったりメディアに取り上げられるけど、こいつらはそれを酒の肴にしてそうだ。国のため?人のため?面白ければ良いじゃん?
まっとうな側としては、彼らを理解する必要がある。思い出すのは三島由紀夫『金閣寺』。金閣寺が燃やされないために
ドラッグ映画週間
中2の時、ジャケットがカッコよくて
借りようとしたら
年齢制限で見れなかった作品笑
そのあと、15を過ぎて何度も何度も見ようと思ってたがタイミングが悪く
やっと見ました。
破滅的な作品だと思っていたのですが
最後は前向きな感じで終わって
望んでいたものとは違っていたけれど
なんだかとてもよかったです。
糞尿ネタとドラッグと…
800円でシネコンで一昔前の名作をやっており、見てきました。初めて見ました。
高校生の頃に買った、トレインスポッティングのポストカード、まだ使わずにとってあったりします。映画のポスターなのは知ってるけど見たことはなくて、ただかっこよく見えたので買ったわけです。同じ理由で大人はわかってくれないのポストカードもあります。映画は見たことないです。映画のタイトルさえ三十過ぎてから知りました。
そんな話は、どうでもいいんですが、
念願叶って、な訳です。
ポストカードからイメージしてたより、色鮮やかな感じがしました。
リズムが心地いいですが、ドラッグに暴力に犯罪に…描かれるものは、かっこよくないです。
糞尿系が多いですね。決して嫌いではないですが、汚いトイレが大っ嫌いなので、便座のないトイレに手を突っ込んで薬探すアレは、まじで吐きそうになりました。
スパッド(実刑くらった人、モヒカン?名前あやふや)の寝糞は笑いましたけども、シーツからの惨状は……
アレも無理です。
ブツに触るのは勘弁です。
あと、名前忘れたんですがちょび髭の、一人だけ老けてて喧嘩中毒?の奴。あの人が一番嫌いでした。
ヘロインやりながら近くに赤ん坊がいるの、怖いなーておもってましたが、結果が最悪ですね…
あれは間違って赤ん坊にヘロインを打った?
それともラリってて寝食を放棄した結果赤ん坊の世話ができずに
餓死?よくわかりませんでしたが…
なんせかせドラッグ、暴力、強盗、ネグレクトなどなど犯罪まみれです。
彼女に振られて、ハイになりたくて薬覚えちゃって、多分注射器からエイズ感染した男の子が不憫でした。
ダイアンが高校生でびっくりですが、ダイアンはマークがジャンキーと知ってても関わりたいのかな?
映画の中での、ヘロインの社会的位置付けがよくわからなくて、イマイチ理解できなかったなぁ、と思います。
2014年の日本の、なるべく大人しくしていたい女である私には、奴らの言動には全く共感できない!でした。
ただ、リズム感は気持ち良いんです。音楽も言葉も映像も疾走感があって。
ラリってる時の全身が絨毯に沈み込むのとか、
男は女の、女は男の悪口言ってたのに、サッカーの話してた!とか
ショッピングの話ししてた!ってゆう、恋愛あるあるとかは楽しかったです。
マークが実家で禁断症状の中で見る幻想も興味深かったです。
愚問かとは思いますが、えっと、みんな真っ当になろうね。
本編には全く関係ないけれど、イギリスの法廷では白系の巻き毛カツラかぶらなあかんのですか?
こないだ見たアバウトタイムでもかぶってて、びっくりしたんですけど、
トレインスポッティングでもかぶってたから、印象に残ってしまいました。
裁判長かな?弁護士も?
楽しめました。
ロバート・カーライルがとにかく最高で、本当にイヤな奴だし怖かったです。
でも友達だから・・・って感じも学生時代を思い出させてくれました。
途中で主人公達が原因で彼女にふられ薬中になる友人がいました。結局死んじゃうんですが、その顛末が悲しすぎました。
ロバート・カーライルが良かったです。
世界観が凄すぎました。
SF?ファンタジー?のような
ありえない世界を現実味ありで表現されている所が、
汚いシーンも汚く見せない、
でもそれは幻覚だけでみた世界のような…
なんとも言えませんが
トレインスポッティングという映画ならではの
これでしか表現しずらいようなものだったと思います。
(説明下手ですみません)
世間から逃げる様がなんとなくリアルで、
ヘロインの楽しさも何となく表現されてます。
ですが
ヘロインのせいで
幻覚に襲われてしまうシーンがとても怖いです。
なんだこの映画は何がしたいんだろうか
と思ってしまいました。
コメディではないと思いますが
笑えはしないですが
可笑しいと思ってしまう映画で、
ラストは虚しいような、間違ってるような、正解のような…
終わってないのに
なぜか清々しく終われる映画でした。
見終わってすぐの感想は、
なんだ、これ。これが傑作…?
と思いましたが
なぜかまた見たくなる、
印象に残ってて忘れられない。
浅いようでとても深い映画でした。
この映画を作った方は本当に凄い方だと思いました。
とても興味深い映画でした。
音楽が80・90年代
かなり危ない映画
きっと原作はもっと危ない
これ観たら、自分はなんて平穏でつまらない人生を過ごしてんだろう。とか思っちゃうね
ただ最初に言ったように"かなり危ない"笑
観終わった後の余韻が「イージーライダー」の時と似てました。
スコットランド訛り恐るべし
40点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:点 )
将来の展望など何も持たずにその日その日を快楽を追及して過ごす典型的な自堕落な若者達の姿を描く。こういう社会の底辺のどうしようもないダメダメな人たちっているんだろうし、そのような生活を描くことに良さもあるのだろう。登場人物たちのくだらなさには、彼らの演技と人生観も含めてちょっとした見世物的な面白さはあった。しかし自分はこのような世界や人々が好きではないし何も共感もすることなく終わった。そのとき一緒に見ていたアメリカ人の友人も同じような意見だった。
ところが違う部分で印象に残ったところがある。そのアメリカ人の友人が「何を言っているか理解できるか?」と私に聞いてくる。早口で俗語の飛び交う若者の会話が私の乏しい英語能力で聞き取れるわけもなく最初から字幕を追いかけていたので「いや、わかんない」と答えると、その友人も「俺もわからないんだ」と答えてきた。訛りが強くてアメリカ人でも聞き取れないらしい。恐るべし、スコットランド訛り!
かなり前に見てどんな内容だったか詳細は覚えていないし、音楽もどんなのだったか覚えていないので、音楽の評価はなし。
90年代っぽすぎて最高だ
こんな世界ほんとにあんのかなぁ?
ドラッグ、死ぬまでに一度は体験してみたいけど
この映画にある体感は果たしてリアルなものなのでしょうか?
終わり方がよかった。クスリときた!
ドラッグだけに…
スパッドみたいな友達、いいよね
ニート映画の傑作
公開当時は
ファッション関係者がやたら絶賛していたので
どうせ単なるオシャレメインの
薄っぺらい映画だろうと
観るのを敬遠していたけど
金がない
職がない
学がない
結局お楽しみは薬しかない
楽天的に生きているようで
こころの片隅では
“本当はこんな生き方したくねーんだよ”
みたいなことを叫ぶシーンがあった
見ていてせつなかった
この作品の若者たちのような生き方を
“かっこいい”と感じるか
“冗談じゃねーよ!”と感じるか
私は“死んでも嫌”ですね
ふぁっきんすこてぃっしゅ
選ぶことさえくそな世の中に
スコットランド訛りってドイツ語みたいに聞こえますね。
ヘロインの薬物作用に興味があった+ユアンマクレガー出演だったため鑑賞。
う~ん、どうなんだろう。
10年前の作品ですから、少し今の若者文化と違う風に感じられるのは仕方がないとして、
若者独特の平和に飽きた閉鎖感+怠惰感+安易な快楽という点はすごく表現されているのだと思います。
ちゃんとドラックミュージックもBGMで流れていますし。
ハイになってやることやって、なんてすごく馬鹿な若者っぽいですね。
青春映画とは馬鹿っぽいのでしょうけど、これは青春映画とも違う感じで、不思議。
アンチドラッグ映画かなー。
大した悩みも持っていない(というような描写)のになんで薬に走るかというと・・・
大した理由もない。あえて言うなら社会に出るのが嫌なだけ、みたいな。
社会が自分の中に無いから、詐欺だってなんだってできる。という投げやりさ。うーん、若者。
現実の生活につながることなんてどんなものだって選びたくない厭世観=ヘロインやるぜヒャッハー につながるところが非常に欧州的ですね。
お気に入りシーンは
ユアンが車に手をついて悪そうにHAHAと笑う所。これは劇中に何回も見れます。
まあ、ストーリは好き好きですよね。
英国映画らしい皮肉にあふれていますし、最近は英国映画もきちんとした起承転結のある映画が多くなってきたと思うので、この成長も達成も曖昧で見ていてもよく分からない構成が懐かしくもあるのですが・・・
ちょっと突飛すぎるかな。
ドラッグやってる若者が取る行動としてはありきたりなものなのでしょうか。
ナレーションで進行映画。
逃げるが勝ち
のっぴきからイギーポップの曲で始まり、最後のアンダーワールドまで、UKポップスの集大成を体験できる一石二鳥な作品。そして、これは麻薬問題が深刻なイギリスの若者のために作った青春映画でもあります。
ドラックと犯罪づけの日々を送る主人公が、そこから抜け出すまでの過程をサイケデリックな映像で描いており、公開当時はそのあまりにも斬新な表現手法で、本国のみならず他諸国、そして日本でもちょっとした社会現象になったものです。展開はコミカルだが、ドラッグというものを客観的に描いている所が印象的。というのも、先にも書いたけど、これはドラッグつけの若者に向けて作られた映画なのです。ジャンキーな音楽を並べたりと、どこまでも、そんな若者への優しいまなざしが感じられる作品です。
個人的にはやはり最後の終わり方が爽快。性善説では発想できない心憎いラストとなっております。また、「お金」というものに対して見方を変えるきっかけになった作品でもあります。子供は見ちゃだめよ。
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