ドランクモンキー 酔拳のレビュー・感想・評価
全4件を表示
女性はキンテキを的に技を磨けば良い
必殺技は『寡婦の深情』
日頃から思っている事だが、こう言った格闘技は絶対に女性のが強いと思う。私は奥義など一切ないが、カタが同じ程度の力量の男女が、組み合った時には絶対に女性が強い。この映画はそれを言っているのか?8番目の奥義を女性の形といている。
さて、その理由は、
『男はつらいよ』だって
キンテキがある。
格闘技にプロテクターなんてふざけている。真剣に打ち込む流儀の空手の類もあるのだから、実践な戦いはプロテクターなんか無しで行って貰いたい。従って、女性はキンテキを的に技を磨けば良いと言う事。だから、女性は男よりも強い。
傍若無人
そんなつもりはホントに無かったんだけど、深夜でもあったし…でも、見出すと止まらないよね。
当時は中学生だったか、熱中してた。
ブルース・リーとは異なるタイプの功夫ヒーローの登場に熱狂してたなあ。
今見てもアクションは面白い。
こんなにリズミカルだったっけとも思うのだけど、それでもそれらを表現できる身体能力は凄まじい。
大人になって視点が変わり目立ってきたのは主人公の傍若無人さだ。
かなり問題があるw
作品自体も100%力の社会で、正義も悪も力が無ければそれらを行使できない。
非常にシンプルなわけだけども、日本では若干ニュアンスが違う。
正義側は良い人達なのだ。
でも大陸は違ったんだなぁと、妙なとこに感心する。
中盤に食い逃げをしようとして、店側にバレる。
んで用心棒とか出てきて大立ち回りなのだけど、全く謝罪しない。むしろ威丈高で居直り強盗のようだ。
そこに将来の師匠も加わり、店側を叩きのめし脱兎の如く逃げていく。
…わかりやすいくらいの犯罪だw
多少の障害があっても力づくで切り抜ける。
良く言えばそおいう事だw
他流派の師範の誕生日パーティーに偶然出会して悪態をついた上にその師範をぶちのめすし。
身内以外は全部敵、みたいな思考なのだ。
とてもじゃないが絶賛できるヒーロー像ではない。
これが大陸に蔓延する思想なのかと放心もする。
いや、正直なところ虚飾がなく誠実ではありはするが…理想のヒーロー像ではなかったな。
でも、全部アクションで塗り替える。
やっぱその印象しか当時は残らなかった。
目の前にそびえる絶大な障害を己の体1つで打ち砕き突き破る。そんなヒーローに陶酔してた。
そんな粗野な思考が支配する暴力的な脚本でありながらも、見終わった後には
「やっぱ、凄えなあ…」
と純粋なる憧れの吐息を漏らす。
やっぱ面白いっ!
全4件を表示