トプカピのレビュー・感想・評価
全2件を表示
トム・クルーズも大好きなんだろうな‼️
この作品は何とも楽しい泥棒映画、はたまた怪盗映画‼️その道の手練の者を集めてお宝ゲットを狙うという、「スパイ大作戦」や「ルパン三世」の原典ですね‼️トルコ、イスタンブール、トプカピ宮殿。ここの宝物を奪おうと女賊メリナ・メルクーリと知恵袋のマクシミリアン・シェルが発明好きの貴族や闇商人、力男や軽業師を集める。狙う獲物は、小鳥がとまってもその重量で警報が鳴ってしまう装置の上に並べられている。さて、どうやるのか・・・⁉️その手口は屋根から軽業師をロープでぶら下げて侵入させるというもの‼️ぶら下げる軽雑師に灯台からライトが照らされる‼️メルクーリが灯台守の気を引く‼️その瞬間に歯車の回転を手で押さえてライトが止まる‼️そのスリリングなカット割り‼️有名ですけど「ミッション・インポッシブル」の一作目がこのシーンをパクッてます‼️その素晴らしいアイデア、作業の丹念さとハードさ‼️おまけにイスタンブールのエキゾチックな風景が巧みに取り入れられてて、今作を観ると絶対イスタンブールへ行きたくなる‼️ホントにおシャレでリッチな傑作ですね‼️
クライマックス盛り上がる泥棒映画
クライマックスは盛り上がって面白いジュールス・ダッシン監督による泥棒映画の佳作。
コミカル的なエピソードを散りばめながら、「ほうほう、これを狙っているんだ…」と思わせといて、具体的な盗みの方法は終盤で一気に見せるあたりが上手い!
ただ、その分、序盤で若干の停滞感があったりするが、それを終盤で取り返した感じ(笑)
イスタンブールのトプカピ王宮博物館に展示されている高価な宝石散りばめたサルタンの宝剣を狙う集団。綺麗で陽気なメリナ・メルクーリ、スマートな泥棒マクシミリアン・シェルが計画を立てて、イギリス人のピーター・ユスティノフを雇って、車に武器を搭載してトルコ国境を通過しようとしたが武器が検閲で見つかってしまう。警察はテロリスト達を捕えるために、ピーター・ユスティノフに犯人たちのスパイをやらせるのだが、泥棒たちは着々と計画を実行しながら臨機応変に対応するのだが……。
泥棒の宝刀を盗む方法が、トム・クルーズ主演『ミッション・インポッシブル』的な雰囲気だが、本作は1964年作品。元祖と言って良い。
異国の地の様々な風景、一種独特な原色キラキラの映像、高所恐怖症のピーター・ユスティノフが特にコミカル、クライマックスでは無音の緊迫感……なかなか面白い映画であった。
(補記)本作を観るためにスカパー(CSザ・シネマ)再加入、録画鑑賞。
全2件を表示