「何度も観たくなる高い完成度の映画です。」トータル・リコール(1990) 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)
何度も観たくなる高い完成度の映画です。
何度か観ても、「真実は何なのか?」と考えさせられる映画です。
ストーリーとしては、何度も夢を見るくらい火星に行きたい主人公(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、「記憶を売る」という会社を訪れ、火星旅行の記憶を脳内に追加してもらうことが始まりです。
そして、ここからが謎の始まりです。
すべては、「植え付けられた記憶、夢」だったのか?
それとも、すべてが「現実」なのか??
主人公のHUMAN STORYの真実とは??
最後まで考えさせられる映画です。
ただ、2012年のリメイク版では、「すべて記憶、夢」だと推定できるようなシーンがあります。
しかし・・・
1990年に作られた「トータル・リコール」では、どちらとも言えません。
より観る価値があるのは、やっぱり、1990年に作られた本作品だと思います。
30年以上のHISTORY(歴史)がある今も語り継がれる映画って、素敵ですよね。
コメントする