トゥルーマン・ショーのレビュー・感想・評価
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立つ鳥跡を濁さず
世界観は非常ににイかれてる
イかれてるとしか思えないが、
実際みんな釘付けになる。
彼を束縛する世界に批判する人間、
それを観て楽しんでいる人、
皆彼に釘付けになっている。
それくらい彼のスター性、
ただ一人の本物という環境に
惹かれたり、哀れんだり、
感動したりしているからである。
そしてちょっとした綻びから疑問に、
自分が見られているという
そんな世界を父親の役者をもってして疑問から確信に変わる。
そんな異常な世界に即座に対応した主人公もまた異常なのであろう。
最後にその世界から脱出する時の
彼の最期の台詞と、表情にも注目である。
立つ鳥跡を濁さずという言葉は正に当てはまり、
彼の表情は産まれながらのスターそのものを
表していると言える。
一度観て理解してから、
もう一度観るとまた変わった観点から観れると思います。
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン...
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン・ショーを思い出して、アマゾンプライムで再視聴した。"Good morning, and in case I don't see you, good afternoon, good evening, and good night!"の挨拶ではじまる24時間TV作品は、20年前ながら古びてないどころか、最近のプライバシ議論を先取りしてるまである。ジムキャリー全盛期で一見コメディ風なのに、シリアスすぎる中身とのギャップは今見ても新鮮。純真なトゥルーマン目線で話が進むから、小道具のほころびから、徐々に怖さが増してくる演出がうますぎる。逃走してからの集団追跡劇は、ブラックコメディを超えて心理ホラーに近いけど、ラストはカタルシス十分。長すぎない100分間でまとまって、あらためてなかなかの名作だと再認識。映画ファンなら見とかないと、ちー。
悪くはない
自分の人生そのものがフィクションだったら??? そんなもの有り得ないという面白さ…アイデアとしては文句なく面白い。 ウィル・フェレルの「主人公は僕だった」も、自分の人生が自分のものではなかった点では似ているけれど、どちらも自分の手で未来を切り開くことの大切さを教えてくれる。 自分の人生は自分自身のもの。 自分を小さな世界に閉じ込めず 自分の足で未来に向かって進んで行こう! 最後、空の絵を描いたセットに突き刺さるシーンは笑ったwww
negative aspects of media
メディアの残酷性と負の部分をジムキャリーがカバーしているところが凄い。養子を生まれてから24時間監視されているという恐ろしさをあえてシリアスに描いていないところに脱帽
人一人の人生は見世物じゃない
思い出しレビュー19本目。
『トゥルーマン・ショー』
この奇抜な設定には驚かされた。
平凡な男、トゥルーマン。
彼の周りの人々は皆役者、住んでる家も町も全てセット。
彼の人生は産まれた時から24時間、全世界で生放送されていた…!
知らぬは本人だけ。
その奇抜な設定が話題と評判を呼んだが、公開までそれらを敢えて伏せても良かったと思う。
一人の男の人生…なんだけど、何かちょっとヘン。
監視カメラみたいな映像とか、時折挿入されるTVスタッフやTVを見ている視聴者に謎を感じつつ、実は…!
まあ、今となっちゃあどうでもいいけど。
素直に考えると、人権侵害どころじゃない大問題だ。
自分の全てが見られている。夜な夜な、オ○ニーしてる所さえ見られている…!
映画だから成り立つ話。
でも、そういうのを面白がって見る視聴者側。
何かの大きな力のように人一人の人生を操るメディア側の傲慢。
メディアやそれを見る側への風刺や皮肉が痛烈に込められている。
遂にこの秘密を知ったトゥルーマンは脱出を試みる。
何者にも縛られない、自由への憧れ。
(ラストシーン、遂に『トゥルーマン・ショー』が終わり、その途端チャンネルを変える視聴者は秀逸なくらい皮肉めいていた)
ジム・キャリーが好演。オスカーにノミネートされて欲しかった!
神の如きTVプロデューサーで、トゥルーマンに父親のような眼差しをも向けるエド・ハリスが名演。オスカーを獲って欲しかった!
今までで一番好き
ジムキャリーの映画は個人的にはずれがないです。 この映画は見たら思ってたのとだいぶ違いました。こんなにシリアスとは…。それでも笑えるのがジムキャリー。 泣きました。 まだ見てない人本当おすすめですよ!
レビュー
恥ずかしながら初見。何となく敬遠してましたが、観てみると素直に面白い。軽いタッチが命!!みたいな映画で、設定も含め面白かった。ただ、捻くれてるので、大衆向け感を感じてしまったのが残念。人にオススメしやすい映画ってな感じですね!🤪
哲学ゾンビはさっさと切り捨てて
内容はそういう感じです。 哲学ゾンビの深みにハマりすぎた人や 5分前の世界説に恐怖を抱きすぎている人 自分以外は全て作り物なんじゃないだろうかという疑問と、確かめるすべが無いゆえに その不安は決して消えないもどかしさ そういった下らない思考迷路を 『だからどうした』という笑いで吹き飛ばす映画です。 結局この世が何であろうと、もし自分以外は全て虚像だったとしても、我々は毎日放送楽しく生きていく以外の道はないんだと コミカルかつシニカルに教えてくれます。 良い映画です。
何故かよかったです。
途中まで嘘とプライバシーのない囲まれた不愉快な世界で、矛盾を感じるトゥルーマンが哀れだった。
彼を世界に閉じ込めようとするスタッフ達と虚構に確信を抱き、逃げ出そう大胆な行動をとるトゥルーマン。
彼が世界を脱出するときの監督の父親ような温かさと視聴者達の喜びがすごく伝わりました。
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