トゥルーマン・ショーのレビュー・感想・評価
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2度観ることをお勧めします!
ある男性の生涯が、テレビの人気連続ドラマとして24時間ノンストップ生中継されていた・・という斬新な設定!!
なんか見たことある男性だな~って思ったらジム・キャリー!!
【MASK】ぐらいしか知らなくってコメディ要素の強い俳優のイメージでしたが
この作品で、また見方が変わった気がします。
■スポンサーの為の広告が面白い!
日常生活で使っている飲み物や服装などが全てスポンサーの商品。
宣伝ちょいちょい挟むとこにユーモアを感じます(・∀・)
■台所にあるビタミンD剤
常にドームで生活しているトゥルーマン。本物の太陽の光を浴びていないのでビタミンD不足になります。
細かい所にも拘っているとこにも注目!
■妻メリルの懺悔
結婚式の写真で指をクロスしている意味あいがキリスト教を信仰していない人には分かりません。
『神に謝罪』しているという意味あいだそうで・・
嘘ついてごめんなさい・・なのでしょう。
■偽物の夕日を見ても疑問を持たないトゥルーマン
生まれた時からドームで育っているので本物の夕日を知らないトゥルーマン。
その光景は偽物だとは言え、とても美しくて切ない。。
■全てのプライバシーを侵害してはいない
妻メリルに「子供を作りましょう」と誘われてベッドへ・・
しかし、さすがにそのシーンを視聴者には見せられないので
放送はしていない様子。
しかし奥さん役の人もギャラを貰っているとはいえ好きでもない相手とよくデキますねぇ(;´∀`)
したかどうかは謎ですがw
■クリストフ監督には悪意が感じられない
一つの作品作りとしての情熱を強く持っており、
自分はこの世界を作った神だと慢心しています。。
トゥルーマンが生まれる前から見守ってきたクリストフには悪意が感じられません。
ずっと見守って芽生えた母性があったのでしょうが、歪んだ愛情ですね。
■親友までも嘘をついている
子供の頃から一緒だったマーロンでさえも・・演技をしている。
情が湧いててもおかしくないし、真実を伝えても良かったのに
完璧にコントロールされてるのはクリストフがマインドコントロールしていたのかも知れない・・。
最後のシーンは鳥肌が立ちました。
「会えない時の為に、こんにちは!こんばんは!おやすみ!」
全てが作られた世界(ドーム)で約30年間育ったトゥルーマンが
視聴者に見せた精一杯の最初で最後の本当の演技を見て涙が出ました。
ラストが泣きそうになった
最初はある男(ジムキャリー)の1日の生中継番組で何処で誰が撮られているかのストーカーみたいな撮影でヤバッと思ったが最後の辺りで真実を知ったときでも最後はいつもの挨拶で返してくれるんだと思いました。
世界とは
考えさせられ心に残る映画です。
トゥルーマンという一人の男の創られた人生を観るエンターテイメント。
コメディタッチでありながらとても考えさせられるメッセージ性の強い映画。この映画を観てトゥルーマンの行末に釘付けになってしまった。まさに映画の中の視聴者と同じように…。
創られた世界シーヘブンはトゥルーマンにとって幸せな場所だったのかもしれない。囚人として演出された人生の方が楽で幸せ。真の世界は醜く残酷だ。でもそこには自由がある。本当の自分の人生がある。そして今その世界を創り生きているのは視聴者である我々なのだ。
実際に人の人生を騙し世界へ放送するエンタメ作品が作られたら人はどう思うのだろう?最低だと批難するだろうか?それとも熱狂するだろうか。正論を言えば当然実際にはあってはならない番組だ。しかし新しい刺激を求めコンテンツを乱暴に消費していると実現してしまうかもしれない。1人の人生が変わる瞬間を観ておきながらすぐ新しい刺激を求める映画の中の視聴者と同じように…。
世界中から愛されるジム・キャリーの演技
立つ鳥跡を濁さず
世界観は非常ににイかれてる
イかれてるとしか思えないが、
実際みんな釘付けになる。
彼を束縛する世界に批判する人間、
それを観て楽しんでいる人、
皆彼に釘付けになっている。
それくらい彼のスター性、
ただ一人の本物という環境に
惹かれたり、哀れんだり、
感動したりしているからである。
そしてちょっとした綻びから疑問に、
自分が見られているという
そんな世界を父親の役者をもってして疑問から確信に変わる。
そんな異常な世界に即座に対応した主人公もまた異常なのであろう。
最後にその世界から脱出する時の
彼の最期の台詞と、表情にも注目である。
立つ鳥跡を濁さずという言葉は正に当てはまり、
彼の表情は産まれながらのスターそのものを
表していると言える。
一度観て理解してから、
もう一度観るとまた変わった観点から観れると思います。
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン...
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン・ショーを思い出して、アマゾンプライムで再視聴した。"Good morning, and in case I don't see you, good afternoon, good evening, and good night!"の挨拶ではじまる24時間TV作品は、20年前ながら古びてないどころか、最近のプライバシ議論を先取りしてるまである。ジムキャリー全盛期で一見コメディ風なのに、シリアスすぎる中身とのギャップは今見ても新鮮。純真なトゥルーマン目線で話が進むから、小道具のほころびから、徐々に怖さが増してくる演出がうますぎる。逃走してからの集団追跡劇は、ブラックコメディを超えて心理ホラーに近いけど、ラストはカタルシス十分。長すぎない100分間でまとまって、あらためてなかなかの名作だと再認識。映画ファンなら見とかないと、ちー。
悪くはない
negative aspects of media
メディアの残酷性と負の部分をジムキャリーがカバーしているところが凄い。養子を生まれてから24時間監視されているという恐ろしさをあえてシリアスに描いていないところに脱帽
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