「コメディ宗教映画NO1」天使にラブ・ソングを… 真平さんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ宗教映画NO1
昔のヒューマンドラマ映画って退屈なやつ多いんだよなあ。でも名作だし一回くらい見ておくかと思ったら面白すぎた
期待度のギャップで言うと今年一番
ギャングが修道院にぶち込まれて文化的な革命を起こす話
まずはこの映画の目玉である歌はもちろんいい
讃美歌にレゲエみたいなアレンジを入れてきて、これ以上進化すんのかな?って思ったら最終的にミュージカルみたいになってた
そんでデカ箱埋めて、エンドロールではアルバム出してた
どう考えてもメジャーデビューするよねあの聖歌隊
僕も天才指導者ウーピーゴールドバーグに歌を教えてもらいたい
内気だったシスターが1レッスンでソロパート歌ってたり、アドリブでハモってたりして凄すぎた
そして一番好きだったのは何と言っても修道院の方々
ポワポワ行動したりする姿はキノピオの集団みたいだった
心なしかシスターの群れが出るシーンはマリオカートのキノコキャニオンのサントラが流れてたみたいなほんわか
シスターはじめてのハイジャックシーンも良かったし、シスターはじめての修学旅行シーンも良かった!修道院っていうか女子校
おばあちゃんシスターはじめてのスロットシーンは映画界に残るカットだと思う
というかカジノに大量のシスターがいるだけで面白い
特に好きなのは、全体的にキリスト教いじってる?みたいなシーンがあって
なんか不安なことがあったらすぐ画面の端っこで十字をきったり、天に祈ったりしてたりとか
人殺しのマフィアが救いがどうこう言ってたりとか
修道院の飯に「味薄っ!これダイエットフード?」とか抜かしたりとか
シスターにパンクロックみたいなの聞かせたりとか
一番好きなシーンでいうとマクゴナガル先生が勝算のない多数決を取るシーン
あんな自信満々に多数決取れる?
なんであの流れで勝てると思った?
サムライすぎる
そんで多数決負けたらめちゃくちゃブチ切れてた
しっかり傷ついて拗ねててキノピオ隊長可愛かった