「80年代を代表する傑作スプラッタホラー」デモンズ 吹雪まんじゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
80年代を代表する傑作スプラッタホラー
今年9月だか10月に、川越スカラ座にて開催されたハロウィン企画で上映されていましたが、観に行けなかったのが本当に悔やまれる。会社休んででも行くべきでした(´;ω;`)
私的に「バタリアン」「ブレインデッド」に並ぶ最高のスプラッタホラー。クトゥルフ神話をベースにしているとのことで、ジャンル的にゾンビ映画に属するかは「死霊のはらわた」と同じくらい微妙。まぁ、ほぼゾンビです。
シンプルかつコメディ要素を控えたストーリーが、ホラーとしての演出を際立たせています。映画館に閉じ込められた人々がデモンズに襲われるという展開ですが、出し惜しみすることなく次々に殺されてデモンズ化し、閉鎖空間の中で逃げ惑う緊張感が見事です。本当に「こいつが終盤まで生き残っていいとこ持ってくんやろな…」ってキャラがどんどん死んでいくのでちょっとびっくり(・・;)
メタル系の音楽に関しては意見が分かれるかもしれませんが、今作に関してはかなりハマっていたのではないかと思います。ギリ、コメディにならない程度にテンションを上げてくれます。モトリー・クルーとアクセプトはビビった(笑)
終盤、スタントなしで撮影された、劇場内をバイクで爆走しながらデモンズを蹴散らすシーンは必見!あまりの怒涛の展開にさすがに笑ってしまいました。このあたりバカみたいにテンション高い。ダイブしてるデモンズとかいたしw
最後の最後のエンドロールまで気を抜けない!本当に観客を楽しませようという気概を感じさせてくれる最高のスプラッターショーです!
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