「カウリスマキ!」愛しのタチアナ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
カウリスマキ!
ジョン・トラボルタをさらに太らせたような男はコーヒー中毒のヴァルト(マト・ヴァルトネン)。ロックンローラー気取りのウォッカ中毒男はレイノ(マッティ・ペロンパー)。とにかく女性の前では内気で無口な男となる二人。安ホテルに泊まっても何もせず、ただ食って寝るだけの二組。何もしゃべらない男女なのに台詞を想像してしまい、どこかで心が通じ合うのが不思議だ。突然の旅であったが、更に「外国へ行こう」ということになるところが素敵ですね。レイノは言葉の壁をどう乗り越えるのか・・・多分この後も無口のままなのだろうな。
コメントする