「シスターの愛の深さに感動」デッドマン・ウォーキング ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
シスターの愛の深さに感動
死刑囚とシスターが出会う。
正直、死刑になっても仕方ないだろうと思ってしまう男だけれど、シスターは寄りそい、話を聞くのだ。
家族の気持ち、周りの人の支えや反発、いろいろなものを受け止めながら、スピリチュアルカウンセラーとして最後まで見届ける。
このシスターの懐の深さ、大きな愛のおかげで、最後に彼は人としての心を取り戻していく。
死刑という制度がいいか悪いかはそれぞれの意見があるだろう。けれど、この映画を見た人は、人の尊厳について思いを寄せることになるだろうと思った。
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