「本物のニセ物?」ティファニーで朝食を りかさんの映画レビュー(感想・評価)
本物のニセ物?
やはり、映画館で観て正解❗️
何回も観ていたが、午前十時の映画祭で
初めて観ることができた。
発見もいろいろ。
もちろん最初のシーン最高‼️
行儀は悪いが、
美しさ最高‼️
本作ジバンシイのドレスの中でもブラックが
多い。
ロングもミディもあり、腕出しデザインで
暗さどころか、シックゴージャスビューティに
まとまっている。
冒頭のファッションに長い煙管?のが一番
取り上げられているが、
ベージュシフォンリボンのブラックハットも
ファッション誌に掲載されている。
とにかくオシャレ番長❣️
初めて観たのは、中学生の時ぐらい?
『ローマの休日』とどっちが先だったか?
もちろんTVで。
『ローマの休日』は、ディズニーみたいなお姫様物語で子供でも理解できた。ただ、子供心に、王子様は、グレゴリー•ペック❓
カッコいいとは思うけど‥‥。
本作が難解だった。
ホリーが謎の女性で、なぜあんな所(ティファニー前)で食べているのか?
相手は、ポールらしいけど、おじさんが何人も出て来る。ポールもポールで、あの襟を立てた魔女みたいな黒コートの女性と?????
ティファニー自体知らない。後半で宝石屋さんとはわかるが、なぜ?
仕立てのいいオシャレな服を着ているのにオマケのリング?←どこで手に入れたかわかった。
ホリーの元亭主とポールが初対面でベンチで
話していた時食べていたお菓子のオマケだった。
本作でティファニーがさらに有名になった、と思うけど、あの店員役のおじさん、見事な接客。
だけど、現実にはいくらティファニーだろうと
あり得ない、買ってないので。
ティファニー宝石店、
ムーンライトセレナーデの曲、(ホリーも歌う)
綺麗なオードリー、
オードリーのヘアスタイル今やっている人、
よく見かける、
コスメの販売員の人たち、
オシャレでハイブランドのジバンシイの衣装、
ポール役のジョージ•ペパード
黒いHAT被ったオードリーも美しい、
ポールが見惚れて言うぐらい、
美しいものばかり出て来る中で、
トレードマークみたいな長い煙管、
アンクレット時計、
名無しのネコちゃん、
大勢でのパーティー?
日本語を喋る女性、
ブラジル風部屋飾り、
ティファニーで刻印頼んだオマケのリング、
とユニークなものも出て来る。
シリアスになりすぎないための演出かと。
また、管理人?の日本人風のユニヨシさん、
初めて見た時は、ビックリ‼️
日本人を嫌うというより、ホリーのハチャメチヤな生活を嫌がる几帳面な日本人という役割か。そんなに出っ歯に見えなかったし、
日本のおっちゃん、家でならあんなカッコやと
思う。寝る前やと思うけど。何回も見て気に
ならなくなったのか⁉️
昔の自分の記憶には残っておらず、
都合よく意味不明だったか、
田舎で夫を持ちながらそこの生活に嫌気がさし
家出して来て名前も変えて都会暮らし。
夫に見つかりつつも、戻ることなく
今の暮らしを続ける。
勝手だな、とは思う面と、
14歳で
父親みたいな夫で4人の子持ちの後妻に
ならないと
生きていけなかった過去を考えると、
逃げ出す気持ちはわかる。
結局、金持ちとの玉の輿を目論むコールガール
のホリーと、
金持ち夫人の不倫相手で稼ぎつつ売れない小説
を書くポールとが、
真実の愛の相手を見つけ成就するお話。
(余談)
•フレッドについて、TVだと弟、映画館だと兄。
•ポールが内ポケットから出すライターならぬ
マッチのパッケージがティファニーブルー。
•ネコちゃん、芸達者。
電報を見たホリーに投げられブラインドに
必死に掴まるシーン、ご苦労様❣️
ラスト辺りタクシーの中からホリーに
雨降りの外に放り出されるシーンご苦労様❣️
•ユニヨシさんについての発見、
ホリーに文句言いつつもその素敵さには
参っていた事実。
日本人風にしているけど一人部屋にいる時も
日本語一切喋らない。日本人ではない❣️
2024/5/9初めて劇場鑑賞
TOHOシネマなんば
共感とコメントをありがとうございました。
>「わかりやすく深いお考え」
恐縮してしまうお言葉です。私がここに書いたようなことは、他のレビュアーさんも書いていらっしゃる方がいらっしゃいます。
>りかさんのレビューの中から「ホリーが謎の女性で、なぜあんな所(ティファニー前)で食べているのか?」
鑑賞したのがかなり前なのでうろ覚えですが、ヘップバーンさん演じるホリーは、売春婦もかねたパーティーコンパニオンです。夜のお仕事帰りに、ティファニー本店のある、NY五番街で放り出されて、朝食を立ち食いしながら、いつかは身に着けたいと憧れの象徴であるティファニーをウィンドウショッピングしています。開店すると、それなりの階級の方がたが出入りするし、店の出入り口にはガードマンがいて、ホリーは近づけないので、開店前にウィンドウショッピングしているのです。当時立ち食いなんて、教養ある家庭に育った人にとってははしたないこと。豪華絢爛の衣装を身にまといながらも、ホリーが下層階級の出であることを表わしているシーンだと理解しています。
ティファニーに関しては、Wikiをご覧ください。
元々、世界の宝石商として5本の指に入る存在です。その5社の中でも一番歴史が古いそうです。アクセサリー類が有名ですが、ガレのランプ等、アールヌーボーの調度類でもかなりのコレクションを誇っています。日本で言うのなら、私のような古い人間にとっては、皇室や華族・富裕層御用達の銀座・和光のような存在です。和光の商品を一つでも身に着けられたら、自分の格が上がるみたいな。今ならどこだろう?NYの富裕層には、この映画以前から”超”有名なので、この映画でも使われました。尤も、この映画のおかげで、日本ではティファニーが少女達にまで浸透したので、りかさんのおっしゃるように「さらに有名になった」と言えるかもしれません。
>「ユニヨシさん」
ハリウッドのへんてこ日本理解を語るときには必ず出てきますね。それと比較して『ラストサムライ』『硫黄島からの手紙』そして映画ではないけれど、真田さんの『将軍』ここまで来たかと称賛の嵐です。
あと細かいところは忘れました。
あはっ😄
りかさんありがとう!
行って来ることに決めました
やっばり映画は映画館で見ないとですよね
ご意見ありがとうございます
色々とお世話になりました
レビュー書きますね😄
マイ・フェア・レディは僕も見ました👀
やっぱり映画館で見るのはいいですね
ティファニーだって劇場で見たからと言って話が面白くなる訳じゃないんだろうけど、やっぱり劇場で見たいと思っちゃうんですよね〜💦
行ってこようかなって気分になって来てる感じです😄
りかさんご返信ありがとうございますm(_ _)m
さっそくとみいじょんさんのレビューも読ませていただきました。
NHK BSの番組表も確認させていただきました。
ただオードリーを見に行くと言うのであれば何も問題ないですが、作品そのものは何ともビミョーな所ですね😅
テレビで見たのも随分前だったと思うし、あとは劇場の大きなスクリーンで見てどう感じるかですよね。
ちょっと考えてみます🤔
突然の質問でお時間を取らせてしまい申し訳有りませんでした🙏
本当にありがとうございました_(._.)_
りかさんごめんなさい。意見を聞かせていただければ嬉しいです。
今、ティファニーで朝食をが再上映されています。
僕もテレビでは見た事あるのですが、その時は良く分からない映画だなと言う感想で面白いとは思わなかったのです。りかさんのレビューにも難解と言う言葉が有りました。劇場で見ればまた印象変わるのでしょうか?🤔
リカさん
おはようございます。
昨日は、「ローマの休日」等
沢山の共感をありがとうございました。
うっかり、フォローを忘れていて失礼致しました。
何かと勘違いが多い私ですが
宜しくお願い致します。
オードリーの作品も
多く観ていますが
この作品は、特にオープニングが有名ですね。
登場人物も謎があるし
名無しのネコちゃん、は
しっかりとクレジットされているのが印象的でした。
貧困、金髪、モンロー、セクシーシンボル、ふしだら、統合失調症。目新しい情報が無い上に、ノーマ・ジーンに取って良い事は一つも描かれていません。
散々、男性の演出家に従って、シンボルを演じて来たジーンが、男の監督に悪くいじくられるます。そして、ジーンは弁解する事も出来きません。
亡くなっていますからね。
但し、描かれた事は、多分真実なのだろうと思います。でも、一方でヘップバーンを語る時は『英国式庭園』や『ユニセフ』の慈善大使まで取り立てられて、役者以外の功績まで語られます。さて、
但し、ヘップバーンに対してノーマ・ジーンが可哀想と思っている訳ではありません。何故なら、ヘップバーンも同様に彼女のイメージを男が作り上げてきたと感じるからです。
少しネタバレになりますが、この『ティファニーで朝食を』は男目線な映画です。しかし、小説は違います。何故かはトルーマン・カポーティでwikiで調べて見て下さい。僕は違いますが、『ティファニーで朝食を』の小説を勧めてくれた同僚はそう云う人でした。年下で女性ですが、僕はその方を尊敬しています。
追記
日曜日の朝から重たい話しして申し訳ありませんでした。Netflixで字幕付きの日本語で見るのが1番ですよ。WOWOWはいい映画沢山やりますけど。東急松竹(260チャンネル)も無料でノーカットで放映しています。Amazonで配信終わった様な映画(洋画、邦画問わず)やりますよ。
長々すみませんでした。
ご理解ありがとうございます。でも、
原作は多少いらつく内容かもしれません。
読破するポイントは、筆者とホリー・ゴライトリーだけを注視する事でしょうか。そして、映画でもありましたが、ホリー・ゴライトリーの人生がテーマです。読者はそれを楽しめば良いと思います。
もう一つ。何故『ホリー・ゴライトリー』なのか?ですね。
村上春樹先生の訳が良いと思います。
コミックではなく、是非、原作小説がお勧めです。
マリリン・モンローの『ティファニーに朝食を』に出会えるかもしれません。
楽しんで下さい。
実を申しますと、僕が幼少期に見ていたIdolは圧倒的にオードリー・ヘップバーンでした。だから、モンローの青い目も金髪も、エロガキの食指はそこまで及んでいません。『お熱いのがお好き』を見たと申しましたが、あの映画は白黒ですし、暴君の親父は『ナイアカ』『帰らざる河』はOKでも『7年目の浮気』『紳士が金髪がお好き』『お熱いのがお好き』は親父にとって有害映画だった様です。そのように思想統制されていましたから、モンローを見るようになったのも、いじけたモラトリアム青年になってからです。だから、マリリン・モンローは僕にとってはセクシーシンボルなアイドルだったのだと思います。勿論、当時、彼女に対して、知性も教養も感じていないと思います。つまり、モンローの本当の良さを分かるようになったのは、実は最近の事です。
さて、オードリーは『尼僧物語』に尽きてしまいます。オードリーの映画は我が親父の検閲は入りませんでした。だから、オードリーの裸なんか予想も出来ませんでした。それでいて、恋しくなる。つまり、俗な言葉で『清純アイドル』高尚な言葉で『プラトニックラブ』だったと思います。だから、中学生になって『トレーシー・ハイド』『オリビア・ハッセー』に出会い。オードリー・ヘップバーンはそこでついえてしまいました。
でも、ヘップバーンとモンローは僕に取ってアイドルの走りですね。
モンローの実態は最近の『ブロンド』と言う映画をご覧になると、赤裸々に語られています。僕は評価出来ませんでしたが。概ね『ブロンド』だったのでは。と残念に思ってます。
長々とすみませんでした。
追伸 『ティファニーで朝食を』はやっぱり、原作をベースにすれば、モンローだと思います。もっとも、原作を変えてヘップバーンの映画にしたと職場の同僚は言ってました。それで僕は原作を読みました。目からウロコでした。
こんばんは。明日は休みだと思いますので、失礼します。
『いつも2人で』と同じ監督の『パリの恋人』と『シャレード』は良い作品だと思いますけど、この作品は原作が悪いと思います。僕はこの作品はジジイになってから見たのですが、ガキの頃見てなくて良かったかなぁと思っています。
また、シャレードのレビューでも語りましたが、小学生を『シャレード』『国際諜報局』なんて大人の映画に連れて行った『我が亡き父は何を考えていたのか?』って今更ながら思います。ハッキリしませんが、僕が10歳の1967年の出来事だったと記憶します。二本立てで『国際諜報局』は薄暗い映画で、同じミステリーでしたが、もう一本の『シャレード』ヘップバーンのクリクリ動く目に僕はときめいてしまいました。エロいませガキになった訳です。少し早かったでしょうが、モンローとヘップバーンが僕の第二成長期の引き金ですね。
1967年ってこの映画の封切りの年なんですね。ジジイになるまでそんな事も知りませんでした。
長々、すみませんでした。
ホリー・ゴライトリーは言わずもがな『プリティウーマン』なんですが、話が分かりにくいのは、原作と違うからだと思います。僕も初見は意味が分からりませんでした。でも、原作読んで、なるほどと思いました。『ヘップバーンっておじいちゃん相手?』って思うのは正解だと思います。
なお、『ムーン・リバー』は確かに地声だと思いますが、あまりうまくないですよね。それには2つ理由があります。一つは本当に下手なのと、もう一つはマリリン・モンローの『帰らざる河』を意識したからだと僕は思います。あくまでも僕の印象です。You Tubeで検索かければ直ぐにご覧になれます。
では。