ティファニーで朝食をのレビュー・感想・評価
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誰かに“飼われ”ないと生きていけない
ホリーは名もなき子犬のように誰かに”飼われ”ないと生きていけない。そんなホリーを主人公たらしめ、人生の物語を与えるのがポールなんだ。
これぞ恋愛映画って感じで観てよかった。オードリーヘップバーンは美しい。
そして二人はいつまでも幸せに……。
果たして、二人はいつまでも幸せに暮らすことが出来たのでしょうか。白雪姫やシンデレラなどで知られる結末はやはりありえないのか。
唐突にエンディングについてですが――奔放に生きる主人公に対して、その彼女に対して「自分のものになれ」と訴える男。しかし、「人は誰の物にもならない」と彼女は言う。私はその通りだと思います。この世で自分のものになる物など何一つない、消しゴム一個でも何時までもこの手にあるはずが無い、それが真理という物。
しかし、彼女はお菓子のオマケの指輪を受け取って雨の中を飛び出していくのだけど、ここで直接、男の胸に飛び込まないのが凄く良かった。捨てた猫を探す彼女の姿は心の変化を表しているのかも知れない。難しいことは判らないけど。
そして抱き合う男と女。だけど、それが何時までも続くものか、と思ってしまう。だけど、いいじゃないか。彼女は捨てた猫をまた探し当てたじゃないか。どうなろうとも、きっと悪いことにはなりはしないだろう――。私はこれをトゥルーエンドであり、ハッピーエンドであると思います。
今回、手近の映画館で上映されたリマスター盤を鑑賞したのですが、古さが故に「映画を観た」感が素晴らしかった。男も女も煙草をくわえ、気楽にポイ捨てする姿はやっぱり時代だなぁ。あー、マスク無しで歩いてみたい。
オードリー絶頂期の流れるような動きに注目!
1960年代、まだニューヨークに拠点を置く宝石店に過ぎなかった"ティファニー"が、この映画によって世界的なジュエラーへとステップアップしていった。高級で粋なイメージを形作ったのは、もちろん主演のオードリー・ヘプバーンだ。撮影当時31歳のオードリーは人気、実力共に最高潮で、特に、ジョージ・ペパード扮する無名の作家、ポールに叩き起こされて、その日がシンシン刑務所を訪問して意味不明の天気予報を伝えるだけでお駄賃がもらえる木曜日と知って、急いで歯を磨き、メイクを施し、着替えて靴を履き、大きなハットを被って玄関まで降りていき、郵便受けに入れてあるコロンを耳元に吹きかけ、エイローキャブに乗って行先のグランドセントラル駅を告げるまでの約15分間は秀逸だ。その間、何度もリテイクしているはずなのに、オードリーの演技と動きがあまりにもスムーズだから、分かっていても繋ぎ目を感じさせないのだ。根無草のコールガール役はそもそもオードリーの個性と真逆だが、"ティファニー"のハイジュエリーや、ジバンシーがカスタマイズしたブラックドレスにも助けられ、カポーティの原作とは異なるエンディングへと突っ走る物語は、結果的に他のどの作品よりもオードリー的。60年代ニューヨークのかなり下世話なパーティシーンも見ものだ。
日本人差別でぶち壊し
オードリーヘップバーンは綺麗だよ、ティファニー素敵だよ、だけどね、「クニヨシ」って何だ「クニヨシ」!このキャラは完璧に日本人差別からきています。後でどこかでこの映画の制作関係者が「日本のみなさんゴメンナサイ」と言ったのを見ましたが、遅い!当時白人が日本人をどう思っていたのか垣間見えます。今もそうだろうけど。だからこの映画はオススメできないね。
ムーン・リバー+ヘプバーンにグッときた
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
『ムーン・リバー』とヘプバーン。それだけでグッとくる。なんでか知らんけど。
やはり不世出の女優だと思います。
作品じたいは期待したほどでもなかったなぁ。
追記
それにしても「ユニオシ」という名前はなんなんだ? と思い、もしやアメリカで活躍した日本人画家、国吉康雄から来ているのではないか?
――と調べてみたらWikipediaにそのようなことが書いてあったのでうれしかったです😊
うっとりしてしまう♡
午前10時の映画祭にて、映画館で鑑賞。
毎年ラインナップを楽しみにしています✨
オードリー出演の映画は、ローマの休日、マイフェアレディに次いで3作目☺️
そういえば前の2作も午前10時ので観たかも、、?
ムーンリバーは大好きで、映画の鑑賞前から何回も聞いていたのですが、作中では雰囲気を変えてたくさん流れてきます♪オードリーが弾いているシーンはうっとりしました😍
登場から、かっこいい〜!美しい〜!!
別格にオードリーはスタイルがいいのではないでしょうか🥹これが60年前の作品だなんて、、
映画を観て、美の考え方は変わりつつも、美しいと感じる観点はどの年代にも共通するものがあるのかな思いました。
(だってこんなに長く愛されているんだから!!)
写真などで残っていないような、美しいとされていた昔の人も、現代にいても変わりなく美しいと感じるのではと思いました。
ホリーの自由奔放な性格に圧倒されつつも、誰のものになりそうでならない危うさがとても魅力に感じました。
綺麗なドレスとヘアアレンジで何回も登場しますが、最後のシーンは三つ編みでカジュアルな格好!しかもずぶ濡れに、、!
それでも、どこを切り取っても「映画のワンシーン」となってしまうオードリーとジョージ!(語彙量が追いつきません、、!)
ジョージ演じる、ポールのヘアスタイル、とても好きでした。
ティファニーはこの映画を受けて、飲食できるスペースを作ったそうです。
映画になるほど、昔から「ティファニー」は憧れでブランド力があったのですね、、!
ニューヨークに行った時は、ぜひロケ地見に行きたいです🥐☕️
原作を不朽の名作にしたのはオードリー
原作者のカポーティはオードリー・ヘプバーンは適役でないと言ったらしいのだが、細身のオードリーが泣くと観客に切なさが募る。どのシーンも忘れなくしてしまうのはオードリーあってこそ。原作は読んだことがないのに、こういうのは変だが、どんなによく書けた本でも、この映画以上の再現は望めない気がする。不安定な身分の中で自分を探す全ての人に優しく語りかけている。
オードリー・ヘップバーンの品の良さを感じた作品
BSで録画視聴。
ラブコメの要素もあるラブストーリーの印象を受けた。
オードリー・ヘップバーンは昨年観たローマの休日でも、同じことを感じたが、ラブストーリーの作品での演技は上手いなと改めて再認識。彼女の演技には品がある。
映画音楽ファンなら必聴のムーン・リバーも作品の余韻を味わうのにふさわしい。
最近の洋画で犬がポイントになる作品が増えている。今回は猫。動物に注目して映画を観るのもいい。
オードリーが可愛すぎる
あまり感情移入できる登場人物はいなかったけれど、オードリーの美貌だけで観る価値あり。同じ女性として何から何まで憧れる。
どのシーンも画になっていて綺麗だし、クスッと笑いもあり飽きずに最後まで観られました。本当の愛に気付く?みたいな結末はまあよくあるものかな、、、人のものになりあうことだけが幸福への道、本当かなあ。
自分からは逃げられないからだ
こないだ午前10時の映画祭で鑑賞してきました🎬
ホリーを演じたオードリー氏の多才な演技を楽しめますね🙂
元旦那を送り返す時の表情や、ラストでずっと一緒だった猫をタクシーから追い出して、ポールに非難される時の複雑な感情を込めた演技。
兄の死を知った時の半狂乱状態など、どれをとっても美しく見えます😀
今まで色んな男性をうまく使って生活してきたホリーが、本当の愛を見つける…という王道的なストーリーですが、オードリー氏だからこそぴったりハマる役柄だったのではないでしょうか👍
ポールを演じたジョージ・ペパードも、絵に書いたようなハンサムですがね。
ユニヨシはコメディタッチに描かれていて、これはこれでありなのかなと😁
オードリー氏の魅力たっぷりな演技を観れるので、ファンの方にはおすすめです😀
ムーン・リバーを歌うオードリーは美しく、茶トラのキャットが可愛い。...
ムーン・リバーを歌うオードリーは美しく、茶トラのキャットが可愛い。ミッキー・ルーニー演じる日系人ユニオシの描写はかなり微妙…。マンシーニがアカデミー賞主題歌賞と作曲賞を受賞。
「映画館で」
今年68本目。
両親がオードリー・ヘプバーン好きで世界で一番美しい女優だと言っていました。自分もそうだと。パーティでバーボン作る、お酒の描写が凄くいい。男性は女性を食事に誘えば女性が喜ぶと当たり前のように思っている、自分もそう思っていました反省。誘う勇気は持っていて当然いいと感じます。
彼女が部屋の窓ごしにギターで「ムーン・リバー」の歌詞の歌。ここが一番好き。「ムーン・リバー」はタイトルなのかなご存じの方は多いかなと思います。
最後が良過ぎる。最後に2時間"映画"見たと感じました。
気分をレッドにさせるもの
午前十時の映画祭にて鑑賞。
オードリーの表情のズームの度に顔がキラキラ輝いており、その美しさに惹かれるのも無理はない。しかし可愛げのある悪女ほど怖いものはない。
パパ活女子と間男のラブロマンスはどこかモヤモヤする。
オードリー・ヘプバーンさんの美貌と不朽の名曲に酔いしれる
午前十時の映画祭14にて鑑賞
何十年ぶりかに観たんだと思いますが、自分の中で美化しすぎていたようで、あまりパッとしませんでした(昨年秋の「ローマの休日 リバイバル」はすごく良かったんですけどね)
オードリ・ヘップバーンさん演じる主人公ホリーは突き抜けて自由奔放な女性、常にタバコをふかし、時にワガママ過ぎたり、意味不明に自暴自棄に振る舞ったりとかなりの情緒不安定さを抱えた女性、過去のオードリーさんの演じた女性像と違いすぎて少々面食らいました、視聴者の勝手な言い分ですが、こんな女性は相手にしたくないなと思えすぎちゃって、正直全然のれなかった
でもオードリーさんは相変わらず、とても綺麗で時折見せる表情がすごくキュート、私はリアル世代ではないですが、この魅力にノックアウトされた男性が世界中にごまんといるのも納得です
ちょっと細すぎるかなとは思いました、劇中でも元夫にガリガリだなあと何度か言われたましたよね、本当にそう思いました
1961年のオスカーも受賞した映画史に残る不朽の名曲“ムーン・リバー”、本当にいい曲で、本作の空気観にもピッタリの曲、劇場の大画面で本作・本曲を堪能できて、それだけで最高に幸せな体験でした
あとは何故このタイトルなのか?がずっと頭の片隅にあって、すごく気になりました
オープニングにホリーが早朝に開いていないティファニーの前でクロワッサンをほおばってましたね、それと中盤にもう一回ティファニーが出てきますが、それ以外全く筋と関係ないですね、原作を読むともっとティファニーの存在感が前面に出てるんでしょうか
そしてもっと謎だったのが何とも摩訶不思議な謎のパーティシーン、しかも会場はホリーの家、名もなきマダムの頭に誰かのタバコがくっついて、燃えて炎が上がっているのに周りの人が全く気づかずお喋りに夢中、誰かの持っていた水がかかって消火されるという面白すぎるくだり、思わず声出して笑ってしまいました、あれホントに何だったんでしょうか・・・
懐かしの変な日本人も出てきます、昔はよくこういう“間違っちゃった日本人キャラ”がよく出てきましたよね、しかも出っ歯な所が「Mr.BOO! シリーズ」のマイケル・ホイさんを思い出しました
とまあ、何だかんだ言って、いろんな所が楽しめました
時代を彩ったオードリーのおしゃれな映画でした
ローマの休日などと共にオードリー・ヘプバーンの代表作の一つですよね。
テレビでも何度も放送されていたので一度だけ見た事はありました。
正直その時は何だか良く分からない映画だなと言うのが素直な感想でした。で今度は劇場で。
そしてこう思いました。
もうこれはオードリー・ヘプバーンを見るための映画なんだと。
1961年公開というからもう60年以上前の映画です。公開当時からすれば、ティファニーの前でコーヒー片手にクロワッサンを食べたり、古き良きニューヨークの街並、自由奔放な女性を演じたオードリーが着こなすファッションなど、恐らくとてつもなくオシャレな映画だったんだろうなと思うのです
物語は魅力あふれるホリーが男達を翻弄しながらも、そんなホリーに惹かれて行く作家のポールとのラブストーリーなんだろうけど、でもそんな事よりもこの作品の最大の見どころはオードリー・ヘプバーンそのものだと思うのです。
笑うオードリー、泣くオードリー、歌うオードリー、怒るオードリー、スクリーンはキュートな魅力あふれるオードリーでいっぱいです。
その時この映画を見た女性達はオードリーに憧れ、そして男達はオードリーを守ってあげたいときっと思ったに違いないと思うのです。
映画館で見るティファニーで朝食をは、ムーンリバーと共に色褪せないオードリー・ヘプバーンに魅了される素敵な映画でした。
クラッカージャック!
ヘンリー・マンシーニの音楽を聴きながら、劇場の大きなスクリーンで、オードリー・ヘプバーンを観る。
至福の2時間。
午前十時の映画祭ありがとう!
ファーストシーンとラストシーンは何度も見ているのに、字幕で、劇場で、通して観たのはこれが初めて。
クラッカージャック懐かしかった。
ホリーがティファニーのウインドウ見てるように、スクリーンのオードリー観てるだけでうっとり。幸せ。
まさに銀幕のスター。
思いのほか、ジョージ・ペパードが良かった。
ブレーク・エドワーズ監督、ジュリー・アンドリュースと結婚する前はオードリーの作品撮ってたんだ。なんか不思議。
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