「タイトルなし(ネタバレ)」つばさ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
ドイツ系アメリカ人は、アメリカのヨーロッパ系白人の中で一番多い。
この二人の親友の顛末をアメリカとドイツの戦いと例えて見ると良かろう。
アメリカにとっては、
南北戦争から約60年しか経っていないからね。
1927年って言えば、ヒトラーがじわじわドイツ国民を蝕んでいた時代。アメリカ国民もそれに同調していた者も多かったと歴史書は語る。
愛を強引に繋ごうとするメアリーさんのフォ⭕️ド自動車大隊のフォード自動車の創業者は、アイルランド系移民ではあったが、ナチスドイツに武器車両を輸出する会社であった。この映画ではそれをアイロニーとして描いているのかもしれない。
映画は完璧なプロパガンダ映画で、アカデミー賞はプロパガンダ映画なんだと理解出来る。つまり、国家を上げた出来レースって事。
まぁ、深読みが正しけりゃ傑作だと思うが。
映画で、いくら反戦を願っても戦争はやってくる。
この二人の子供達は、真珠湾で、武士道を口にする日本兵に奇襲を受けているかも知れないし、生き残っても沖縄戦で、家族を残して無残な死を迎えているかもしれない。何れにしても、戦争は騎士道も武士道も通用しない侵略戦争の時代に変化していたのだ。
南北戦争から100年も経っていないのにね。戦争はここまで進化する。
時は21世紀になったのに、残念な事に、考えても見なかった国からアメリカは侵略を受けてしまう。(犠牲になった方の冥福を祈る)ある意味アメリカにとってのターニングポイントだったかもしれないが、アメリカは壁を建てまくる。橋を掛けなけりゃならんのに。この映画公開から1:00年。ナチスドイツ誕生から100年。昭和100年=関係ないか。
ちょこっと、その真似はしているが、さて、どうなることやら。
頑張れ!トラ⭕️プ大統領!
因みに、今の大統領もドイツの血は入っている。名前から分かる。