劇場公開日 2022年11月3日

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「偉大なる独裁者」独裁者 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0偉大なる独裁者

2021年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

知的

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everglaze
Gustavさんのコメント
2025年2月21日

everlazeさん、コメントありがとうございます。
チャップリンの初期の短編には、「キッド」や「街の灯」からは想像できないダークなユーモアがあって、10代の頃驚いたことがあります。イギリス人チャーリーのシニカルな面、後の「殺人狂時代」の雰囲気があります。それでも「移住」「霊泉」はストーリーの良さ、「午前一時」はギャグの豊富さがあって感心しました。
everlazeさんのレビューは語学の切り口で鋭く語られていて感服しました。流石ですね。チャップリンのドイツ語風英語が上手いですし、ナポロニの英語にイタリア語なまりが感じられないのは演出上難しかったのかも知れません。
日本式お辞儀は、日本人を秘書に雇っていて、その勤勉さに感心していたチャップリンですから、けして悪気はなく、西洋人からみた見た目の可笑しさで採用したと想像します。頭ゴッツンのオチもありますし。それと指摘されている鳥籠の鳥は、自由を奪われたものの象徴でもあります。西洋映画では良く使われて、スタンバーグの「嘆きの天使」、マルの「恋人たち」、バディムの「素直な悪女」など、自分が密かに大切にしているものの象徴でも用いていますね。

Gustav
Mさんのコメント
2023年1月7日

演説のシーン。何度も見返しました!

M
せっとんさんのコメント
2021年6月27日

最後のスピーチシーンが見たくて見ました
書き起こし、とても参考になります!!
頑張って自分で和訳してもっと理解してみようと思います!!
ありがとうございます♪

せっとん