地上最大のショウのレビュー・感想・評価
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地上最大のショウへようこそ‼️
夢とロマンにあふれた、みんな大好き、サーカスの世界‼️ホントにセシル・B・デミル監督にふさわしい作品ですね‼️全国巡業のサーカスを舞台に、空中ブランコ乗りのホリー、スカウトされた大スター、グレート・セバスチャン、そして座長のブラッドの三角関係、加えて殺人の罪で警察に追われるピエロのバトンズの物語が中心になります‼️空中ブランコをはじめとする迫力の曲芸、象やライオンなどの動物たち、巨大なサーカステントなど、その物量、規模などにも圧倒されるんですけど、サーカスでの生活描写にも泣かされるし、テントを張ったりなどの裏方作業にも感動させられる‼️そして列車強盗、列車大衝突の一大スペクタクル‼️さすがはデミル監督ですね‼️ベティ・ハットンの明るい個性、歌声、身体能力の高さも素晴らしいし、大スターになる前のチャールトン・ヘストンの凄まじいカッコ良さ‼️1952年当時、テレビという新勢力に押しまくられてた映画界が放った、映画にしか出来ない夢の一大スペクタクル、まさしく地上最大のショウですね‼️
🎦グレイテスト・ショウマンの原型
映画のストーリーや感動は中の上だが、サーカスの芸は特上 → 凄い、及び、楽しい場面が多数
1=9~11分のサーカスの練習風景は、1つ1つの芸が、どれも凄い
2=20~27分の一座の移動風景も何気に凄い
3=32~40分のホリーとセバスチャンの空中ブランコは、
映画なのに観てて心臓がドキドキする → 凄い
4=43~53分のパレードは、観てて楽しい
客に「観て楽しんで貰うパレード」の元祖みたい
5=結局、映画のストーリーより、サーカスの芸が凄かった
まあ、それを含めて映画
6=とにかく、面白かった → さすが、アカデミー作品賞の映画
映画って、すごいもんだ…と再認識
拍手喝采の裏に潜む危険
チャールトンヘストン扮するサーカス公演監督のブラッドブライデンは、コーネルワイド扮する空中ブランコの神様セバスチャンを加入させる事を条件にフル巡業する事になった。ベティハットン扮するブラッドの恋人でメインだったホリーは格下げに面白くなかった。セバスチャンは、ホリーをメインの中央リングに戻そうと言った。ふたりは、ネットも張らずに技を競った。ブラッドはホリーの命の危険を顧みない技を途中で辞めさせたのでセバスチャンはホリーに優しく接した。果たしてブラッドとホリーの間にはひびが入ったままなのか? 華麗なるサーカス全盛期の頃の話かな。規模が違うもんね。拍手喝采の裏に潜む危険を顧みない芸だからこそ受けたんだろうね。
巨匠デミルのサーカス映画
豪華絢爛
ヒュー・ジャックマンの「グレイテストショーマン」の主人公P・T・バーナムが動物を交えたサーカスの原型を作りました、タイトルの「地上最大のショー」はP・T・バーナムの考えたサーカスの宣伝文句です。死後、1907年に彼のサーカスはリングリング兄弟に売却され、劇中の実際のサーカスショーを演じるリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスとなりました。監督のセシル・B・デミルは彼らの興業に2か月間密着し映画の構想を練ったそうです。
今の子供たちはサーカスを知らなくてもディズニーの子象の「ダンボ」やピエロなら知っているでしょう。日本でも昔は木下大サーカスなど全国を廻る有名なサーカス団があり庶民の人気の娯楽だった時期があります。もっとも私は子供の頃「外で遅くまで遊んでいると人さらいにサーカスに売られ、お酢ばかり飲まされるよ」などと周りの大人たちに脅されたのでサーカスは苦手でしたが・・。(お酢は体を柔らかくするのでアクロバット向きの体になるという迷信)
本作の見どころは何と言ってもリアルなサーカスショーの豪華絢爛さでしょう、時代が古いのでシネマスコープでないのが残念ですが良く撮れています。
物語はサーカスの壮大さに比べたらよくあるだろう女性を巡るいざこざや事件で、おまけのようなものですが普段は観られない楽屋裏、動物たちの名演技で補って余りあるでしょう。
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