ダンス・ウィズ・ウルブズのレビュー・感想・評価
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インディアンとの調和
南北戦争当時を舞台にインディアン側の視点から捉えた西部劇。途中は眠気に襲われましたが徐々に作品に引き込まれて時が経つのも忘れた。3時間の長尺ですが時間の長さは感じない作品。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2020-4
手放しで感動出来ないのが残念
オオカミが大好きな娘のためにレンタル。
a0064さんのレビュー=「まさに自作自演のヒーロー映画」=に感じる所も大で[共感]を押させてもらいました。
景色は綺麗で壮大だし、ネイティブとの出会いはワクワクしたのでとっても楽しかったし、これはこれで大好きな映画です。
スー族の名前がまた素敵でしたね。エンドロールを見ていると俳優さんたちの名前も英語名もありますが部族の名前を名乗っている人も散見。
手元に置くためにDVDも買いたいくらいです。
でもこの映画・・・
おそらくは、軍に投降したスー族は大人も赤ん坊も皆殺しにされたのであろうから、暗澹たる結末はこの映画では覆い隠されていますよね。
征服者が日記をつけたなら、「蛮族インディアンが誘拐したる幼女を我がアメリカ騎兵隊は勇猛奪還し、敵一族を殲滅せしめり」となったのかも。
出典は忘れましたが、"インディアンの赤ん坊を銃殺するとあまりにも飛び散るので銃弾の口径を小さなものに変更した"という読むに耐えない白人側の記録があるのです。
岩波文庫刊の「イシ」だったと思います。
ケビン・コスナーの日記は、儚く散った一瞬の 美しき友情の思い出ですね。
以降、
ネバダの核実験施設に近い居留地に閉じ込められたり、
(まさにスー族の聖地であった)ラシュモア山にアメリカの大統領四人の顔を彫刻やっちまったり、etc.
-白人征服者の犯した先住民への罪の歴史を知ってしまうとこの映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」の楽しさが容赦なく打ち砕かれてしまうのは確かです。
本当に残念。
4時間バージョンや原作は違う印象なのか、確かめる必要がありそうです。
(Amazonのレビューも参考になります)。
まさに自作自演のヒーロー映画
正直、インディアンとの友情に終始した内容に違和感しかなかった。日本人が琉球人やアイヌ人と仲良くなって、友情物語を日本人が一方的な感情で作成したら、彼らはどう思うだろうか。侵略者、征服者のくせに、御涙頂戴映画のネタに先住民との友情を創作してしまうのは、征服者側のエゴでしかないと思う。だいたい、少数派の権利を重んじる現代に、そんな御都合主義の映画でウケを狙う神経がよくわからない。
バッファローを追いかけるシーンが延々と続くわりに、主人公の結婚はすぐに決まり、喪に服しているはずの女性はあっさり主人公に心奪われる。前の夫にDVでもされていたならともかく、そんなに簡単に死別した夫のことを忘れられるのだろうか。女性の感情も何も感じられず、見せ場だけを追求したツギハギ映画だ。
3時間の大作!! 壮大で、まったく退屈することなく観入ってしまいま...
3時間の大作!!
壮大で、まったく退屈することなく観入ってしまいました!
服を交換するところと、ラストは印象的!
監督のいい作品を作るという熱い気持ちを感じました。
観てて何度か鳥肌が、、、。
Blu-rayでおすすめしたい。
硬派な男の映画って感じです。
ちょっと長いけど見応えのある良い映画
どう見ても悪者だね、白人は。インディアンの方が正しい人間らしい生き方だ。人間が動物の住みかを奪うように、白人がインディアンの住みかを・・・って、絶対に間違ってるのに。でも歴史は白人の勝利に終わる。解せない!!血なまぐさいシーンや、ウルフが命を落とすシーンなど辛かった。
ハートウォーミングな作品
言葉も文化も人種も違う人間が、次第に心を通わせ会う様がとてもいい!言葉も通じずに、手探りでなんとかコミュニケーションを取っていくところは、なんとももどかしいが、それがとても魅力的に感じる。コミュニケーションは、恐れを捨て、互いに歩み寄らなければ築き上げていくことは出来ないのかもしれない。逆に言えば、それが出来ればどんな相手とでも交流を図ることができる。そんなことを考えさせてくれる映画。最終的に、主人公は部族の一員となり、もはや家族のようになることが出来ていた。上映時間の長さもあってか、非常に壮大な映画だと思わせる。ひとつ残念なのが、ケビン・コスナーは途中までのヒゲがあるほうが格好良かった(笑)
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