いつか晴れた日にのレビュー・感想・評価
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ふんわりとした雰囲気に観入ってしまう
CSで放送されてて何気に観ていたが、ストーリーにどんどん引き込まれていった。
人物名に慣れず、複雑な人間関係なのでちょいちょい混乱したけれど。
時代背景もあると思うけれど、
やっぱりどの時代も女性は生きづらいのだなと感じた。
ただ、素敵な人と出逢い、恋愛をしていく様子が思った以上に周りにオープンで、現代だと“恋愛脳”とバカにされそうな生き方がこの時代ではそれが普通で、
しかも生きていくために大事な事だから愛する人の事だけを考えながら生きていくのも案外楽しそうだと思った。
ずっと青春時代が続いてるような感じ。
結婚するならブランドン大佐のように誠実で一途に想ってくれている人とするのが一番だよなぁとしみじみ。
ひとまわりほど年齢が離れていてもめちゃくちゃカッコいいし、マリアンヌは大失恋したけれどこの選択をして大正解!
この2人の結婚式を遠くから見ていたウィロビーは一生後悔しながら生きていくんだろうなぁと思う。
奥さんは美人だったけど…ちょっと性格キツそうだったし。。
アラン・リックマンはハリポタでの演技しか知らなかったけれど、めちゃくちゃカッコよくて他の作品も観てみたい。
三女のマーガレットは姉妹の中で一番美人で活発なので、この子もたくさん恋愛して泣いて良い恋をしそうだなぁと思った。
つまんない・・・
うーん、これはダメでした。内容が非常にどーでもいい。
恋愛の話で、どっちでもいいので共感できんかった。
時代が全然違うせいもあるし、恋愛映画が好きでないのもある。
隠れた名作
人は人生の中で色々な選択をしなくてはいけません。その選択が正しいのか誤っているのかその瞬間には分からないものです。
この映画は、それぞれの考えや人とのしがらみに翻弄されていく人ばかりで登場人物がとても人間的。
最後のエマ・トンプソンが演じる長女が泣くシーンは、彼女が今まで内に秘めていた想いが伝わってきて感動しました。夫を亡くしたばかりの母を気遣い、愛する人に裏切られた次女を気遣い、自分がつらい時は誰にも言えず…。そんな彼女がちゃんとハッピーエンドを迎え、引っ張りすぎずにすっきりと本編を終えるのも好感がもてます。
ヒュー・グラントが2人の女性を前にして、その状況を真摯に受け止め笑いに持っていかないところは上品でイギリス的な仕上がりに。いつものヒュー・グラントのコミカルな感じが出てなくて、新たな一面を知った気がします。
アラン・リックマン演じるブランドン大佐はびっくりするほど紳士的。ひたすら愛する人の幸せを願う姿に胸打たれます。
19世紀の英国をしっとりと綺麗にまとめあげたアン・リーの手腕に脱帽です。
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