脱走特急(1965)のレビュー・感想・評価
全3件を表示
戦争捕虜の脱走ものは大抵面白いものです 名作「大脱走」、「第17捕虜収容所」とかありますが、本作はそれらに負けない面白さです!
これは大傑作!極上の戦争映画、脱走映画です!
トンネルを掘るなんてもんじゃなく、捕虜移送列車ごと脱走してしまうというお話
主演はフランク・シナトラです
あの「マイウェイ」で超有名な大人気歌手
その曲は1969年の大ヒットですから本作の4年後になります
本作公開の1965年なら、その前年にジャズのスタンダードナンバーの「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が爆発的大ヒットしたばかりの頃です
「ホワイトクリスマス」はビング・クロスビーの1942年の大ヒットですが、1944年にフランク・シナトラがカバーしてこれも大ヒットしています
良く混同されます
さすが大歌手は演技も一流です
「地上より永遠に」でアカデミー助演男優賞を取った人です
英軍近衛連隊のフィンチャム少佐を演じたトレヴァー・ハワードも名演技でした
ハラハラドキドキが最後の最後まで持続して楽しめます
従軍牧師がドイツ軍将校に変装するシーンは吹き出してしまうほど面白いシーンもあります
つまり列車丸ごとドイツ軍の捕虜移送列車になりすまして逃げるわけです
それが原題のフォン・ライアンズ・エキスプレスの意味です
鉄道がお話の中心になる映画としても大変に面白く楽しめます
劇伴の音楽はジェリー・ゴールドスミスで、1960年代のアメリカ映画らしい音楽で盛り上がります
最高に楽しめます!
60年台の傑作のひとつ
戦争を背景に、捕虜となった人達が、自由を求め奮闘する話です。
序盤は主人公のお偉いさんも、捕虜となったところから始まります。おお、この先どうなるんだ?そして物語は中盤から、題名どおりの列車を使った脱走劇に話が変わります。
飽きさせないストーリー展開でおもしろく、笑いもあり、スリルある爆発シーンがあったりとよくできた映画だと思いました。
色褪せない傑作映画として、有名な映画ですのでぜひみなさんも見てください。(なぜか、ここにレビューがないので)
全3件を表示