太陽をつかもう!

劇場公開日:

解説

製作者でもあるジョージ・H・ブラウンのオリジナル・ストーリーをマイケル・パートウィーが脚色し、「白昼の強奪」のシドニー・ヘイヤーズズが監督した歌謡もの。撮影はアラン・ヒューム、音楽監督はノリー・パレイマー、作詞・作曲はザ・シャドウズが担当した。出演は「太陽と遊ぼう!」のクリフ・リチャード、ザ・シャドウズのブルース・ウェルク、ハンク・B・マーヴィン、ブライアン・ベネット、ジョン・ロスティルの四人、「タヒチの男」のロバート・モーレイ、ヴィヴィアン・ベンチュラほか。

1967年製作/イギリス
原題または英題:Finders Keepers
配給:ユナイト
劇場公開日:1967年7月15日

ストーリー

スペイン上空を飛んでいたアメリカのジェット機が万能ミニ爆弾をおっことしてしまった。弾丸は観光地サン・カルロス近くの海中に墜落、おかげで附近は立入禁止となり急速にさびれた。クリフ(C・リチャード)と楽団シャドウズ(T・シャドウズ)が到着したのは、ちょうどその頃だ。彼らを呼んだのはホテルを経営するロバーツ大佐(R・モーレー)なのだが客は入らず商売もあがったりで、楽団に出演料を払うわけにはいかないというのである。ひとかせぎしようと思って来たクリフたちは当てがはずれ大憤慨。が、基地の兵隊たちの洗濯をひきうけているエミリア(V・ベンチュラ)から、爆弾さわぎで恒例のお祭がダメになりそうだときいて、一計を案じた。自分たちの音楽で兵隊たちを楽しませてお祭をひらかせてしまおうというのである。が、この計画は失敗に終った。次にクリフたちは、爆弾がみつかったと偽の情報を流し、兵隊たちを海上に追いだそうと計画した。この計画はみごとに成功し、お祭はひらかれることになった。さらに、クリフたちはエミリアのおばあさんの家の台所で本物の爆弾を発見した。それを聞いた大佐はアメリカ軍に連絡するふりをして世界に強大な力をもつある国の代表者ミスターXに連絡した。一方、クリフたちは指揮官をみつけて新ニュースを伝えたが信じてもらえるわけもなく、地下室に閉じこめられてしまった。お祭にごったがえす通りを仮装した大佐たちと爆弾を乗せた山車が静かに行進していた。そこへ地下室を抜けだしたクリフたちが到着した。クリフたちは学生たちの仮装を借りて雑踏にまぎれ山車に近づいた。そして本物の爆弾と他の山車から盗んだ張子の爆弾とをたくみにすりかえた。かくて本物の爆弾は無事アメリカ軍の手に返り、浮かれる人波にもまれ、クリフとエミリアはいつまでも抱き合っていた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く