「洒落ている」太陽がいっぱい Gomezさんの映画レビュー(感想・評価)
洒落ている
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アラン・ドロン演じるトムは
フィリップの人生全てを欲していたんだろうなあ...。
冒頭の悪戯をするも、好青年のトムがフィリップ殺害後嵐の中
彼の遺体を流し、フィリップへ近づくにつれて欲望の塊へと変貌している。
それに美しい風景、波に漂うかの音楽。
この2つが異様にマッチしていて気だるさをも感じさせる。
最後のヨットのシーンには衝撃でした。
ここまで上手くいっていても
最後はフィリップが手放さなかったヨットと共に現れ、
浜辺でくつろぎ電話と称され何も知らず笑顔で向かうトムに風景でのEND。
非常に洒落ている。
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