ダイ・ハードのレビュー・感想・評価
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凄い映画でした。
竣工直後の高層ビルを占拠したテロリストに、偶然居合わせた刑事が戦いを挑むストーリー。
1988年製作のアクション巨編です。同年代の別の映画を鑑賞すると、この映画の新しさと完成度の高さに驚かされます。
主人公がスーパーマンでないのが良いですね。現実にはあり得ないけど、映画的にはリアルを感じさせる強さ。
テロリスト13人を相手にする主人公。でも、高層ビルを舞台にすることで、絶えず2~3人を相手にギリギリの闘いを繰り広げます。しかも色々なシチュエーションが準備されていて、まったく飽きることがありません。
ラストの展開も意表をついたもので、驚きと納得を得る事が出来ました。
アクション映画を大きく進化させた珠玉の1作と言える映画で、文句なしの最高評価です。
アクション映画の最高峰
最高のアクション映画のひとつ
何度観ても面白い
このダイハード1の制作費はなんと28億円!
アクション映画の金字塔
テロリスト
当時、映画館で観て以来、テレビで放映されるごとに見ている。なぜだか最後に活躍する脇役たちに興味がわく映画でもある。しかし、アル・パウエル巡査役のレジナルド・ヴェルジョンソンにしろ、リムジンを運転する青年デヴロー・ホワイトにしろ、その後の映画では活躍してないのね・・・
なぜ面白いかと言うと、国際テロリストたちによって占拠されたのかと思っていたら、単なる大泥棒だったという設定。これが本当に政治的目的を持ったテロリストの話だとしたら、アメリカ万歳映画と成り下がって、魅力は半減するはずだ。閉鎖された高層ビルを舞台にするという斬新な設定といい、エポックメイキングとしての地位も確立したハズで、その後何度もパロディとしても使われたりするところもファンとしては嬉しい。
オープニングでは旅客機内の隣の乗客から「高いところが苦手なら裸足で絨毯を踏むんだ」という助言を受け、そのためか全編通して裸足のまま活躍するマクレーン。それがアダとなってガラスの破片をいっぱい踏むことになって・・・痛いシーンだ。
音楽も第九が効果的に使われていて、エンドロールにも合唱付きで流れてくる。パウエル巡査が口ずさんでいた「レット・イット・スノウ」も再登場。
好きなシーンはやはり背中に銃を隠して残ったテロリストを撃つところだけど、ヘリコプターの爆破シーンもなぜか大好き。「ベトナムを思い出すぜ」などと嫌味たっぷりなFBI捜査官だったビッグ・ジョンソン(ロバート・ダヴィ)だっただけに、テロリスト側でなくても爽快感たっぷり。こことアラン・リックマン墜落シーンといい、『キングコング』(1976)を思い起こした。
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