劇場公開日 1989年2月4日

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「ハリソン山中氏に感謝」ダイ・ハード TSさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ハリソン山中氏に感謝

2024年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

地面師のハリソン山中氏(豊川悦司)が、この映画のワンシーンをべた褒めしていたので、観た。多分シリーズの何作目かは観たはずだが、1作目は観てなかったと思う。

もう30年近く前の作品だが、今観てもハラハラドキドキするアクション大作。
当時まだブレイク前だったブルース・ウィリスの若き日の不死身の男っぷりが堪能できた。

ニューヨーク市警の1人の刑事が、ロス市警やFBIを尻目に1人で強盗団を倒し、人質を解放するという、分かりやすい不死身のヒーローぶりなんだが、このヒーローがまた人間臭いのが味である。その味を引き出すのが、ビルの外で無線だけで繋がるロス市警の巡査部長。
声のやりとりだけで深まる友情・バディ感の演出が憎い。
へまを重ねる市警上層部とFBI、スクープ狙いのTV局スタッフなど、周囲のドタバタを見せつつ、着実に強盗団を追い詰める不死身の男。

そして、ハリソン山中氏大絶賛の強盗団ボス:ハンスの最後の表情は「素晴らしい」の一言ですね。狙って撮れる画ではない。こんな墜落死のシーンは初めて見ました。

「地面師たち」を観なければ、この映画を観ることもなかったでしょう。ハリソン山中氏に感謝します。

TS
CBさんのコメント
2024年11月26日

そうなんですね。それは、もう一度観て、ボスの最後の表情を見ないわけにはいかないですね!

CB