「運の悪い刑事」ダイ・ハード しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
運の悪い刑事
"ダイ・ハード" シリーズ第1作。
Blu-rayで久しぶりの鑑賞(吹替【ソフト版】)。
もう何度観たことだろう。テレビとそれを録画したビデオで20回は軽く超えている。それでも飽きないこの面白さ。
いつ観ても激闘に次ぐ激闘、アクションの乱れ撃ちに興奮せずにはいられない。本作の素晴らしさは問答無用だろう。
タンクトップ姿で悪態を吐きつつも、妻を救うため、足裏をガラス片で血まみれにし、全身傷だらけになりながら戦うジョンは最高のヒーローだ。誰がなんと言おうとカッコいい。
ここまで泥臭くて、人間味溢れるアクション映画の主人公はかなり斬新だったのではないだろうか。今ではありふれている感があるけれども、本作が原点なのではないかと思った。
武装集団もいい感じである。テロリストと思わせておいて、まさかの「おめぇら単なるコソ泥じゃあねぇか!」。わざわざクリスマス・イブに決行しなくてもいいだろうに(笑)。
[余談]
私の持っているブルーレイには、頻繁にテレビ放映されていた吹替版が収録されていないのがかなり残念だった。
親しんだ声(野沢那智さん)が聴きたくて、製作30周年記念版を買おうか買うまいか、真剣に迷っている(笑)。
[追記](2019/08/10)
ついに製作30周年記念版を買ってしまった。待望の野沢那智版での鑑賞、まさに感無量であった。慣れ親しんだお声と聴き馴染んだセリフ。旧友に会ったような懐かしさだった。
[以降の鑑賞記録]
2019/08/10:Ultra HD Blu-ray(吹替【テレビ朝日版】)
2019/10/25:Ultra HD Blu-ray(吹替【テレビ朝日版】)
2021/04/25:Ultra HD Blu-ray(吹替【テレビ朝日版】)
2024/12/24:Ultra HD Blu-ray(吹替【テレビ朝日版】)
※リライト(2021/04/25)
※修正(2024/12/24)