タイタニック(1997)のレビュー・感想・評価
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ラブストーリー苦手の壁は超えられず。
タイタニック号に潜り込んだ売れない画家と、家柄は良いが没落した貴族の娘の出会い、恋、そして沈没までの物語。
美男美女のラブストーリーと聞いて、「絶対に見ない」と決めていたのですが・・・wowow放送のタイミングで鑑賞してみました。
90年代の映画とは思えない壮大はVFXは見事でした。鑑賞後にwikiでタイタニック遭難について調べてみましたが、上手に史実を交えているところにも感心しました。
ただ、現在と過去を映す手法は、個人的には好きではありません。少なくとも、ヒロインが生還することが冒頭で分かってしまうわけで、それはそれでどうなの?と思ってしまいます。
何れにせよ、周囲の高い評価程の感銘を感じることは出来ず・・・ラブストーリーはやはり私には合わない、と実感してしまいました。
愛は沈まなかった。
第70回アカデミー賞作品賞受賞作。
Blu-rayで4回目の鑑賞(字幕)。
愛し合うジャックとローズを引き裂こうとする身分の差、そして大勢の乗客や乗組員を乗せて沈んでいく豪華客船タイタニック号…。ジェームズ・キャメロン監督が描いた映画史に残る純愛感動巨編、久しぶりに観ました。
ふたりが愛を育んでいくプロセスは何度観ても感動を誘って来る。悲劇が待ち受けていることが分かっているから、より切なくなって来るし、この楽しいひとときが続いて欲しいと願ってしまう。舳先での名シーンが訪れたら、タイタニック沈没スペクタクルへのカウントダウンが…
ジャックはローズが衝動的に飛び降りようとした時、彼女を思い止まらせるために自身の幼少期の体験(氷が割れて、水の中に落ちてしまった時の出来事)を語っていました。
その水の冷たさは、まるで体に刺さるような痛みを伴い、ただただ苦しいだけなんだ、と…。もしかすると、このやり取りはクライマックスへの伏線だったのかなと思いました。
だからこそジャックは少しでもローズを水の中に居させまいと沈み行く船首にギリギリまで留まったり、海の中に入っても自らを省みず真っ先に彼女を破片の上に乗せたのかも。
愛する人を守り抜き、海に沈んだジャック。
しかし、愛は沈んでいませんでした。
悠久の時を越え、再び結ばれた想いに泣きました。
[以降の鑑賞記録]
2021/05/07:金曜ロードショー(前編)
2021/05/14:金曜ロードショー(後編)
2023/06/24:土曜プレミアム(デジタルリマスター版・前編)
2023/07/01:土曜プレミアム(デジタルリマスター版・後編)
※修正(2023/02/07)
素晴らしかった
素晴らしい。
素晴らしい。むかし、開始20分くらいで辞めてしまい数年たった今観たが、本当に面白かった。4時間もあるし長ぇな〜と思ってたが30分くらいに感じた。ディカプリオの最期が忘れられない。生きてて欲しいけど、あれは死んじゃうから良いんだよな。自分の人生に残る映画だった。
超恋愛物なんだけど、なんだか面白い
プロットに多くの穴があり、ストーリーは一貫してベタベタな恋愛物にも関わらず総合的には面白い。
ケイトとレオの演技はもちろんのこと、一番はセットや衣装も大きいと思う。特に面白いセリフ回しも展開もないのだけど、キャメロン監督のタイタニックへのこだわりがすごい為に、タイタニック号の美しさは見ていて飽きない。3時間程の映画が船という狭く(豪華客船ではあるけれど)、限られた場所での映画なのに、所々の場所で印象的なイベントを起こすのはさすがだなぁと思った。
レボリューショナリー・ロードという映画で、レオ&ケイトが夫婦を演じています。もしこの2人がのちに夫婦になったら…と観ると中々面白いのでお勧めです。(この映画もある意味タイタニックです)
ディカプリオー!!
ローズの我儘っぷりで賛否分かれそうですが、私的には「好きな人と結婚出来ないなんて嫌」っていうのにすごく共感しました。
この辺がロミオとジュリエットと被りそうな感じ。話の内容全然違いますが(笑)
3時間もあるのか〜と若干構えて見てたんですが、全然苦痛にならなかったです。
船内はもちろん、装飾品や階級ごとで違う人々の様子なんかがすごく魅力的すぎて飽きなかった。食器とかもすごいツボでした。
歩き方振る舞い方なんかも違いを見るのが楽しかった。
婚約者(キャル)に関してはジャックにローズを奪われてなんかもう可哀想…ってなるはずの場面が多々あったんですが、それを覆すゲスさを見せられて(子ども使って我先にと救助船乗るとことか←思わず頭のキレるやつや…と思ってしまった)同情出来なかったです。
乗客が救助船に乗るシーンで父親だけ後回しにされるとことかあるんですが、もう紳士ソウルとかどうでもいいから一緒に乗せてあげて!!ってなりました。
史実をちょこっと見てみたんですが、実際にも助かった人の大半は女性と子どもだったみたいですね。英国紳士…気高いな…と思ったんですが、死を美化するのもな…ともにょもにょ。みんな生き残って欲しかったです。
ジャックとローズが救助船待ってる間も、
他に浮かんでる家具とかありそうなのに、それを探さずローズを最期まで励ましたりするシーンはジーンとなりました。
救助船来たのにジャックが反応しなくてローズが何回も「ジャック」って呼ぶとこは
「嘘やん…ディカプリオ(←ジャックな)…死んだ……(※事前にネタバレ見てます)」と切なくなりました。
でもジャックのあの励ましがあったからこそ、自由のない人生が嫌で(字面にすると薄っぺらくなるな)自殺しようとしてたローズは100歳くらいまで生きてこられたんだろうな〜ってなりました。
海へ碧洋のハートを投げたのは、どういう意味だったのかちょっと分からなかった…。ジャックとの思い出を秘めておきたかったのかな〜。世に出てしまったらあれこれ解析する人とか出るから2人だけの秘密に…みたいな。
最後は、ジャックの願い(温かいベッドの上で死ぬんだ。こんな所(海)で死ぬんじゃない)を叶えるかのようにおばあちゃんローズがベッドに眠りについて夢の中(?)か天国(?)なのかでジャックと再会して終わります。
トータルすると、素敵な3時間だったな〜と思いました。
22年経っても色あせない作品
照れも臆面もなく真正面から本当の恋愛を描くからこそ、大の大人が号泣してしまう
何度観ても大の大人の男が号泣してしまう
いや大人だからこそ泣いてしまうのかも知れません
ローズとジャックのような本当の恋愛が自分にはもはや遠い昔の話になってしまったことを知っているからなのかも知れません
だからこそこれからそれを知るであろう若い人にこそ観て欲しい映画です
本当の恋愛をすべきだと
特に別れた後の相手の幸せな人生を願うシーンは心にしみます
そしてその言葉を糧に懸命に生きる彼女の姿にも
ジェームズ・キャメロン監督はターミネーターで大成功した人ですから俺達のジェームズ・キャメロンが一体どうしてしまったんだ?と当時は不思議に思えたものでした
しかし改めて観て思うことは本作は監督からすれば過去の作品と変わりはしないのです
もっと言えば大失敗作であったアビス、大成功したターミネーター2、そして映画史上最大のヒット作の本作、さらにそれを上回ったアバター
これらは監督からすれば直線上に連なる作品だと思うのです
アビスを撮ったからこそ、ターミネーター2の魅力的な液体金属の敵を出すことができたのだし、そもそもタイタニックを撮る切っ掛けにもなった
単にそれだけのことではありません
つまり、それは誰も見たことのない仮想の現実を、本当の現実と錯覚させるほどの映画体験を観客にもたらせるということの一連の仕事だったのです
だから、この恥ずかしいほどのど真ん中の直球かつ豪速球の恋愛シーンも、アバターでの超リアルな異星の世界を描くことも、彼には同じことだったのだと思います
それ故に照れも臆面もなく真正面から本当の恋愛を描けたのだとおもうのです
こうでありたかった恋愛の結末
それがラストシーンです
誰しも得られる訳ではない本当の恋愛の幸せな成就
あまりににも美しく手に入らなかった甘い思い出
それは本当はあり得たのだとおもえるからこそ、大の大人のが号泣してしまうのです
音楽もまたセリーヌ・ディオンの主題歌はもちろんエンヤの歌声も限りなく映像とマッチして気分を高めてくれます
最高の映画の一つと思います
長いのが最大の欠点だったと思う
小学生には難しかった
当時小学生だった私は
父が買ってきた2枚組のVHSを1人毛布を頭から被って見ていました
この人たち何してるんだろうと思いながら
沈んでいく船と浸水の恐怖
冷たいだろうなと寒くないのに手当が冷える感覚になった記憶しかありませんでした
20年ほど経ち
大人になって観ました
大人の女になりローズの気持ちや恋の感情も理解出来ました
物語終盤の沈みゆく船のヘリに愛する人が置き去りにされ
お互い別々に死ぬかもしれない
恐怖に震え
最後は2人で飛び込むと誓い合ったのに
と
自分がその状況にあればローズと同じ行動に出ているでしょう
後に監督が「愛と死の物語だからジャックは死ぬ必要があった。もし海に沈んでいなければ煙突の下敷きになって死んでいたかもしれない」
と衝撃発言をしていたようですが^^;
ともかく
当時の技術であそこまで正確に
高い技術で作られたのは素晴らしいと思います
人々の動きに感動
やはり大作
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