「これぞ、スリル」大脱走 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ、スリル
DVDで2回目の鑑賞(吹替)。
全編に渡ってスリルの塊である。始まりから終わりまでハラハラ・ドキドキが止まらないと言っても過言では無い。これが実話だと言うのだから、恐れ入るしかないではないか。
捕虜収容所から250人の捕虜が脱走すると云う途方も無い計画が立てられる。監視の目を逃れながら穴を掘り、軍服を改造して変装用衣装をつくるなど、入念に準備を進めていく。
いよいよ決行の時。土壇場でスリル爆発なチョンボが発覚するも、この機を逃すまいと脱出する面々。逃れた者もその後の道程が前途多難。さらにスリルが炸裂し気の休まる暇無し。
脱走は成功かと思いきや、捕まったり殺される人が大半で衝撃的だった。収容所に戻されても、再び脱走の機会を窺うラストが印象に残る。不屈の心で挑む男たちの物語に痺れた。
[余談]
スティーブ・マックィーンがカッコ良くて堪らない。モトクロスの経験が生かされたバイクテクに拍手喝采である。
[以降の鑑賞記録]
2023/05/16:DVD(吹替)
2023/10/24:Blu-ray(4Kレストア版,吹替【ゴールデン洋画劇場】)
※修正(2025/03/29)
syu32氏🙇…小学生の頃から私的戦争映画No.1です✨
これも少し前にNHK/BSでお昼に…「ナバロンの要塞」繋がりで、ゲシュタポ役のジョージ・ミケルは、本作にも出演。
後半、アッテンボロー氏がバス乗車の際に言語ミスる場面で、詰問するドイツ軍将校役のカール・オットー・アルベルティは、英国空戦映画の傑作「空軍大戦略」や、イーストウッド氏の「戦略大作戦」、それに出ていたテリー・サバラス氏も出演の「バルジ大作戦」 等々、ドイツ軍人役として有名な俳優でした。
…「バルジ大作戦」と言えば、「史上最大の作戦」で連合軍の上陸を双眼鏡で発見する役のハンス・クリスチャン・ブレヒが、ロバート・ショウ演じるタイガー戦車隊の隊長補佐役でイイ役してました。
連合軍収容所長のジェームズ・ドナルドは「戦場にかける橋」で唯一生き残る役でした…戦争映画から連想する話延々続きそうなので😅このへんにしときます🙇
追記:親父が残した辞書みたいな、西部劇と戦争映画の専門書を参考に、たまにテレビやビデオで確認してます☺