「街の外へ」ダークシティ いずるさんの映画レビュー(感想・評価)
街の外へ
夜しか無い街で陽射しが眩しい海を望み続ける。
やっぱりラストがいい。
SFの結末はどこまでも孤独です。それは宇宙から見て人間はちっぽけな存在、という前提がSFにあるからかもしれません。
誰もが他人で、誰もが交換可能な人間。それはこの映画の世界だけの話じゃなくて、資本主義社会で生きる人たちにとっても同じです。私は私じゃなくていい。
それでも生きていかなければならない。そんな閉塞感の救いになるのはやっぱり人との出会いですねー。
画面が暗すぎて家のテレビじゃ細かいところが見きれない。映画館で見たかったなあ。
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