ゾンビ・コップ
劇場公開日:1989年1月28日
解説
ロスを舞台に、ゾンビになってしまった刑事と、ゾンビによって構成されている悪の組織との戦いを描くアクション映画。製作はマイケル・メルツァー、デイヴィッド・ヘルパン、監督はマーク・ゴールドブラットで本作品が監督デビューとなる。脚本はテリー・ブラック、撮影はボブ・イェオマン、音楽はアーネスト・トゥルースト、SFXはスティーヴ・ジョンソンが担当。出演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のトリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポほか。
1987年製作/アメリカ
原題または英題:Dead Heat
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1989年1月28日
ストーリー
白昼、ロサンゼルスの宝石強盗の現場に到着した刑事、ロジャー(トリート・ウィリアムズ)とダグ(ジョー・ピスコポ)が激しい銃撃戦の末仕止めた犯人は、ここ3週間の間に6件もの犯行をやってのけた強盗団の1人ということが分かる。さらにロジャーの元恋人で検視補佐のレベッカ(クレア・カーコネル)によって、犯人の死体は既に死後数週間たっているという事実が判明し、不信の念を抱いた2人は捜査を進めてゆくうちにゆきついたのは、ダンテ製薬会社の、死者を12時間だけ甦らせる不気味な実験室だった。秘密を知られた犯人達はロジャーを窒息室に閉じ込め殺してしまうが、彼の死を悲しむダグとレベッカの手によって、この実験台に体を横たわらせたロジャーは、結果12時間だけの生命を与えられるのだった。やがて一味によってダグも殺されてしまい、レベッカの上司であるマックナブ博士(ダーレン・マクガヴァン)も一味の1人であることを知ったロジャーは、彼らと対決すべくダンテ製薬に乗り込み、ダンテ製薬の陰謀を暴くと同時に、彼もまた“ゾンビ・コップ”となったダグとともに一味を打ち倒し、この邪悪な実験室を破壊、そしてロジャーとダグの命も一応の安心を見るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・ゴールドブラット
- 脚本
- テリー・ブラック
- 製作
- マイケル・メルツァー
- デイヴィッド・ヘルパン
- 撮影
- ボブ・ウェオマン
- 音楽
- アーネスト・トルースト
- 特殊効果
- スティーブ・ジョンソン
- 字幕
- 武満真樹