ソルジャー・ボーイのレビュー・感想・評価
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ベトナム帰還兵の4人の若者の話。不当な扱いを受けるみたいなのがあっ...
ベトナム帰還兵の4人の若者の話。不当な扱いを受けるみたいなのがあったのはわかるんだけど、4人とも全員悪い。話の展開に救いが無い。当然明日はない。最後はド派手にやりあっていきなり終わる。閉塞感。デッドエンド。アメリカンニューシネマ。
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不愉快極まりない自業自得な連中
用済みの女を走行中の車から落とす場面から好き放題に何ら共感出来る事も無くラストの戦闘シーンに。
我慢をする事も無く常識も無い我儘な連中でベトナム帰還兵に甘えを感じる社会に適用する気もゼロで不満のみ。
鑑賞中、永遠と不愉快でアメリカン・ニューシネマの群に入れてくれるなッ!と。
彼奴らには終始、腹が立つばっか!?
ベトナム帰還兵もののはしり
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ベトナム戦争から意気揚々と帰還してきた4人の若者が、世間との感覚のズレや、住民たちの偏見にブチキレる。後の「タクシードライバー」「ディアハンター」につながる先がけとなった作品。
田舎町の保安官に不当な扱いを受けるのは「ランボー」と同じだが、本作においては、怒れる若者たちを観客が応援しようという構図にしなかったように見受けられる。
車から落ちて死んだと思われる女性を確認せずに見捨てたり、当たりクジの賞金50ドルが無いからと老店主から物を巻き上げる、ブチキレてからは女子供関係なく動くものは皆殺しなど。
彼らに共感できない事で、ベトナム戦争が狂わせた彼らと彼らを受け入れられない社会を浮かび上がらせ、より反戦のメッセージを強く感じることができるのです。
91分の上映時間の70分近くまで、盛り上がりもなく淡々と、少しずつ彼らが精神的に追い詰められるまでを描き、突如田舎町がベトナムと化す壮絶な戦闘が始まり、あっけなく幕切れ、いや〜な気持ちにさせられる反戦映画の名作。
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