組織のレビュー・感想・評価
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やっぱり善人は最後に勝つのさ
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襲った銀行の金が組織のものだったため、兄を殺された主人公が相棒と反撃に出る。
組織の脅しに一歩も引かないどころか、逆に兄の慰謝料を要求して、シマを荒らしまくる主人公逹が痛快です。
主人公のマクリンを演じるのはロバート・デュバル。
脇役には欠かせない存在だが、主役ではこれが代表作と言ってもいいんじゃないかな。
タフで常に冷静なパーカーらしさをよく出せていると思います。
相棒コディを演じるのは、ジョー・ドン・ベイカー。
同年の「突破口!」では組織の金を奪ったウォルター・マッソーを執拗に追う殺し屋役だったのが、本作では逆の役で、敵にまわすと恐ろしいが、味方にするとこれほど頼もしい奴はいないですな!
「乗りかかった船だ」と最後まで主人公に付き合う男気がかっこ良すぎ!!
同監督の「ローリング・サンダー」と全く同じ終わりかたなのだが、あちらが陰なら、こちらは陽で、瀕死の重症を負ってるはずのコディが「やっぱり善人は最後に勝つのさ」と言って2人でバカ笑いして陽気な音楽が被さるという、最後まで痛快な作品に仕上がっています。
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