劇場公開日 1956年12月22日

「ヘプバーンのナターシャ‼️」戦争と平和(1956) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヘプバーンのナターシャ‼️

2025年1月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

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いくらオードリー・ヘプバーンがナターシャを演じてるとは言え、いくらヘンリー・フォンダが出演してるとは言え、やはりロシア文学を代表する「戦争と平和」の映画化作品が、ハリウッド俳優で占められ、そして英語が話されているのは違和感ありまくり‼️膨大な量の原作を3時間に要領良くまとめてはいるのですが、やはりセルゲイ・ボンダルチュク監督のソ連版の重厚さに比べると物足りない‼️イタリア軍が全面協力した戦闘シーンは見応えありますし、ヘプバーンの華麗な美しさ、ニーノ・ロータ作曲による「ナターシャのワルツ」も印象深くはあるんですが‼️

活動写真愛好家
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2025年1月15日

活動写真愛好家さんは「戦争と平和」作品をまとめて御覧なられたのですね。
このレビューでのイタリアの協力での映画制作話で思い出したのですが、現在NHKの「坂の上の雲」を観ていて、このドラマは当時のソ連と中国の協力無しでは実現出来なかったように思われます。このようなことは現在は不可能に思われ、そんな意味では、現在は当時よりも危険な世界情勢なのだと思わされるばかりです。

KENZO一級建築士事務所