劇場公開日 1956年12月22日

「エクバーグの圧巻の肉体」戦争と平和(1956) jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5エクバーグの圧巻の肉体

2018年12月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

私には アニタ・エクバーグの存在しか、印象に残らなかった
この後 フェリーニに認められ、あの名作
「甘い生活」に出演でき、女優としては 幸福である
(もっと洗練され、美しい)
たとえ、代表作が この二作品だけに思えても…

ナターシャは ヘップバーン向きの役であるが、
役より実年齢が上なので、やはり カマトトっぽく
見えてしまうかな
さすがに舞踏会のシーンでは 軽やかではあるが

でも、やはりエクバーグの迫力に、ヘップバーンも、ファーラーも、フォンダも吹き飛ばされた感じ
圧巻の肉体が 女優としての幅と成長を邪魔したらしいのは、気の毒でもある (晩年は困窮)

ナポレオン、もう少し 何とかならなかったのか!

各国のスターが出演してるので 総花的で、ロシアが舞台の物語の重厚感みたいなものも、感じられない
「ドクトル・ジバコ」の様には、いかなかった…

jarinkochie