「巨匠デヴィッド・リーンによる、途方もない失敗作」戦場にかける橋 satorudeluxeさんの映画レビュー(感想・評価)
巨匠デヴィッド・リーンによる、途方もない失敗作
まず、最初の1時間かけてのエピソード、要るでしょうか?
斎藤とニコルソンのキャラ的対立を際立たせるための伏線とは理解するものの、あまりに展開が平坦過ぎて退屈極まりなかったです。
そして、途中も言いたいことは沢山ありますが、ラスト!
あの、誰にも責任はないけど結果的にこうなっちゃった・・・(人生そんなもんだよね~~っ・・・)はさすがにないのではないでしょうか?人としてどうあるべきか、の苦悩も葛藤もないエンディングにしてしまっては、デヴィッド・リーンの逃げを感じてしまいます。とにかく、観ていてこれほど怒りに震えた映画も稀でしたので、一見の価値はあるかと・・・。
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