「いやはや傑作ですね」戦場にかける橋 naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
いやはや傑作ですね
午前10時の映画祭で
ドクトル・ジバゴがあまりに良かったので、
観るつもりのなかった本作を観ました。
まぁラストはあまりに有名でオチは分かってましたが実際観てみるとウワッこんなストーリーだったの!?とハラハラドキドキの連続でした。アレック・ギネス演じる英軍のニコルソン大佐とウィリアム・ホールデン演じる米軍のシアーズが別々の行動しながら最後のクライマックスでの見せ場が凄いなぁ。
ロケで本当の橋が出来るなんて・・・そこに列車が走るだけでも感動ものです。
午前10時の映画祭でデビッド・リーン超大作3部作の締め括りとして、これが観れた事は喜ばしいかぎりです。
アレック・ギネスの素晴らしさも堪能できました。(それまでSWの人という印象が強かったが・・・)個人的に彼の主演作「レイズ・ザ・タイタニック」をスクリーンで観てみたいです。
戦争映画によくある敵国の大将は悪役として描かれず早川雪舟演じる斎藤大佐は人間的に重みのある演技でした。
途中、日本兵がジャック・ホーキンス演ずるウォーデン少佐に刺殺され残った遺品が悲しかったです。日英合作でもないのに配慮が行き届いてるというか、やはり反戦映画なんですね。
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